【今回のお悩み相談】
上級生からのキツいことば、「仕方ない」という監督
小学4年生の息子が地元のチームで野球をやっています。4、5年生が同じチームで活動をしているのですが、今のチームになってから、5年生の子達からキツイことを言われて、何度か「もう野球辞めたい」と言っています。
最近は泣いて嫌がるようになってしまったため、監督へ相談したのですが、
「(息子が)厳しい練習をすぐ休んだり、サボる姿勢をずっとみんな見ていて、我慢の限界に来ている。苦しくても痛いところがあっても、みんな我慢して頑張ってる。サボっている人がキツイことを言われるのは仕方がない。それを言わないように言うのは頑張っている子達が可愛そうだから、本人が変わるしかない」
という事を言われました。
「ちゃんとやれ」「あれが出来てない」「何やってんだよ」という指導的なものはまだ許容出来るのですが、
「足おそっ」「ちげーよバカ」「こんなんで泣くの?ダサッ」「カスじゃん」といった暴言のようなものは、言ってはいけない事だと思います。
本人の不真面目さや、生意気といった性格面での問題もあるとは思うので、「本人が変わるしかない」という指摘もごもっともだと思います。ですが、監督が上級生からの嫌がらせを認めているような状況は、いかがなものかとモヤモヤが募るばかりです。
同じチームの5年生でも1人、キツイことを言われて少しお休みしている子がいて、監督にその事を相談してから最近なんとか復帰出来たのですが、ベンチメンバーも全員出ないといけない試合で、その子と私の息子だけ「休みが多い子は出せないから、もうちょっと頑張って」と言われて出してもらえなかったそうです。
また、5年生は、私が知っているだけでも過去にも2人、同級生からのキツい言葉に耐えられなくなって辞めた子がいます。
その子達は野球が上手い子ではなかったので、「上手い子は下手な子には何をしても許される」というチーム方針なのかもしれないな、と不信感も持ってしまっています。
このようなチームでも、野球を続けさせるべきなのか、もう辞めさせてしまってもいいものか、悩ましい所です。正直、行きたがらない息子を無理矢理野球に連れて行くのはしんどいです。
でも、本人は楽しい時は楽しくやっているし、かなり上達もしてきているので、辞めてしまうのは勿体ないし、同級生のメンバーはいじわるをする子はいないので、本人の取り組む姿勢を直すように促して、続けさせる方向で考えていますが・・・・・・。
【ヤキュイクからのアドバイス】
■学童野球監督からのアドバイス
私は休部もしくは移籍を勧めます。
まだ小学校4年、まだ10歳前後の子に対して監督さんが「厳しい練習」「痛くても我慢」と言っていることに疑問を感じます。
勿論、チーム方針や指導の理念があるのだとは思いますが、学童の現場にいる者としては理解できないです。まして、痛みを我慢=言えない環境のチームなのか? という疑問も出てきます。
子どもなので、キツい言葉や相手を傷つけてしまう言葉を発する事は現場では多々あります。
私は学童の現場は人間教育や学びの要素も多く占めていると考えますので、このチームの指導者が普段子ども達にどう接して、どう指導をしているのかが気になります。
ですので、「休部」してゆっくり個人練習などで活動していくか、他のチームをあたってより良い環境で野球をしていく方向が良いと思います。
■元学童野球パパのアドバイスからのアドバイス
5年生が抜けるまでの間、休部をするのが良いと思います。
その間は外から野球を見たり、個人練習をしましょう。
正直この時期の練習なんかやってもやらなくてもそんなに差は出ないですし、サボるのはそもそも練習の内容がつまらないからだと思います。つまらなければ一生懸命やらないのは当たり前です。だってまだ4年生なのですから。
■学童野球監督からのアドバイス
私も皆さんと同意見です。
5年生が抜けるまで休むか、すぐに移籍するか。
子ども同士のキツイ言葉に蓋はできないですが、それが起きた時に、仲間でやってるのだから、お互いを思いやって声掛けをすることを教えたり、時には叱ったりするのが普通の大人ですよね。
ご相談主さんのチームの監督はイジメを増幅させているように思います。
そこにいたら本当に危ないと思います。お子さんを逃してあげてほしいです。
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