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【高校野球】注目試合を前にネット裏でバトル?“ラガー対決”がTwitterで話題に

 「ラガーが2人いる」…。8月12日の朝、甲子園の注目カード・東海大相模-聖光学院の試合中に、野球ファンの間で話題となった。

 「ラガー」とは、通称・ラガーさんと呼ばれる高校野球の名物おじさんのこと。ラガーシャツと蛍光イエローの帽子がトレードマークで、いつも甲子園のネット裏最前列に座っていることからファンの間で話題になり、今やテレビで取り上げられるほどに認知を広げてきた。

 甲子園の中継を見てみると、たしかにネット裏最前列には「ラガーが2人いる」状態。ラガーさんの隣に、もう1人ラガーシャツを着用し、蛍光イエローの帽子を被った男性が座っていたのだ。

 その人物は、Twitterで自ら“偽ラガー”と名乗る男性。事の発端は11日の試合中、偽ラガー氏が甲子園のネット裏に最も近い「8号門」の先頭に並んだ。ねらいはラガーさんの席となりつつあるネット裏、右打者の後方の席を確保することだった。

 背景にあるのが、「8号門クラブ」と呼ばれる団体の存在。全試合をネット裏前方で観戦するため、「8号門」付近で夜を明かす人々の存在が話題となり、高校野球ファンの間ではお馴染みとなっている。

 甲子園は全席自由席のため、どこに座っても個人の自由であるのだが、ネット裏の前方に関してはほとんど「8号門クラブ」の人々の定位置となっている。テレビなどで紹介され、「8号門クラブ」の知名度が上がっていくのにつれ、自由席の「聖域化」に関して疑問を投げかける人も少なくなく、いつか問題が起こるのではと懸念する声も挙がっていた。

 Twitterなどでは「12日・第0試合 ラガーvs偽ラガー」と前日から注目を集め、にわかに話題となっていたが、結末としては冒頭で紹介した通りラガーさんはいつもの席に座り、その隣に偽ラガー氏が座っているという形で落ち着いた。

 偽ラガー氏のTwitterを見ると、6時2分に「残念ながら敗北し、74番(座席番号)になりました。」との報告が。その他にも、画像付きで“バトル”の模様をつぶやくネット裏の一般客のつぶやきも出回り、Twitterでは「偽ラガー」のワードが一時トレンド入りするなど、ネット上では大きな話題を呼んだ。

 ちなみに、第2試合が行われている現在も、中継カメラを見ると「ラガーが2人いる」状態は続いている。
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