パ・リーグでは内川聖一(ソフトバンク)が19併殺打、セ・リーグでは福留孝介(阪神)、川端慎吾(ヤクルト)の12併殺打がリーグ最多だ。そんな中、西川遥輝(日本ハム)は、今季ここまで97試合に出場して、リーグで唯一併殺打がない。
西川は昨季、自身初となる盗塁王のタイトルを獲得。今季もリーグ3位の21盗塁をマークし、三塁打はリーグ最多の9本と俊足を売りにする選手。昨季は143試合に出場して、併殺打はわずかに1。一軍に定着した2012年以降は12年が71試合に出場して0、13年が85試合で5併殺打だった。5併殺打を記録した13年以外は、ほとんどダブルプレーに打ち取られていない。
俊足選手の今季、併殺打数を見てみると、昨季セ・リーグ盗塁王の梶谷隆幸(DeNA)、上本博紀(阪神)1併殺打だが、中島卓也(日本ハム)は5併殺打、柳田悠岐(ソフトバンク)が8併殺打。足の速い選手が、併殺打数が少ないということはあまり関係なさそうだ。
ちなみに、連続無併殺打の日本記録は元広島の金本知憲氏が持つ1002打席(2000年5月12日から2001年9月28日)となっている。金本氏は12年の引退会見で、一番誇りに思っている記録について問われると、「やっぱり内野安打でなくて、併殺というのは打率が下がる局面ですが、そこでも全力で一塁へ走って、ゲッツーにならなかったという、内野安打になるんだったら誰でも走る。そうでない局面で全力で走ることが出来たというのは、ある意味フルイニング記録よりは誇りに思っています」と連続無併殺記録を挙げたほど。
西川は14年9月6日オリックス戦の第3打席から529打席連続無併殺打が続いている。この記録が、どこまで続くのか注目だ。
【2010年以降、規定打席到達者で併殺打が最も少ない選手】
2010年
【セ・リーグ】
平野恵一(阪神)2
【パ・リーグ】
鉄平(楽天)3
2011年
【セ・リーグ】
丸佳浩(広島)2
【パ・リーグ】
長谷川勇也(ソフトバンク)2
2012年
【セ・リーグ】
荒波翔(DeNA)2
【パ・リーグ】
田中賢介(日本ハム)2
明石健志(ソフトバンク)2
2013年
【セ・リーグ】
大島洋平(中日)2
【パ・リーグ】
本多雄一(ソフトバンク)1
2014年
【セ・リーグ】
坂本勇人(巨人)3
大島洋平(中日)3
【パ・リーグ】
西川遥輝(日本ハム)1
鈴木大地(ロッテ)1
※()は当時の球団
西川は昨季、自身初となる盗塁王のタイトルを獲得。今季もリーグ3位の21盗塁をマークし、三塁打はリーグ最多の9本と俊足を売りにする選手。昨季は143試合に出場して、併殺打はわずかに1。一軍に定着した2012年以降は12年が71試合に出場して0、13年が85試合で5併殺打だった。5併殺打を記録した13年以外は、ほとんどダブルプレーに打ち取られていない。
俊足選手の今季、併殺打数を見てみると、昨季セ・リーグ盗塁王の梶谷隆幸(DeNA)、上本博紀(阪神)1併殺打だが、中島卓也(日本ハム)は5併殺打、柳田悠岐(ソフトバンク)が8併殺打。足の速い選手が、併殺打数が少ないということはあまり関係なさそうだ。
ちなみに、連続無併殺打の日本記録は元広島の金本知憲氏が持つ1002打席(2000年5月12日から2001年9月28日)となっている。金本氏は12年の引退会見で、一番誇りに思っている記録について問われると、「やっぱり内野安打でなくて、併殺というのは打率が下がる局面ですが、そこでも全力で一塁へ走って、ゲッツーにならなかったという、内野安打になるんだったら誰でも走る。そうでない局面で全力で走ることが出来たというのは、ある意味フルイニング記録よりは誇りに思っています」と連続無併殺記録を挙げたほど。
西川は14年9月6日オリックス戦の第3打席から529打席連続無併殺打が続いている。この記録が、どこまで続くのか注目だ。
【2010年以降、規定打席到達者で併殺打が最も少ない選手】
2010年
【セ・リーグ】
平野恵一(阪神)2
【パ・リーグ】
鉄平(楽天)3
2011年
【セ・リーグ】
丸佳浩(広島)2
【パ・リーグ】
長谷川勇也(ソフトバンク)2
2012年
【セ・リーグ】
荒波翔(DeNA)2
【パ・リーグ】
田中賢介(日本ハム)2
明石健志(ソフトバンク)2
2013年
【セ・リーグ】
大島洋平(中日)2
【パ・リーグ】
本多雄一(ソフトバンク)1
2014年
【セ・リーグ】
坂本勇人(巨人)3
大島洋平(中日)3
【パ・リーグ】
西川遥輝(日本ハム)1
鈴木大地(ロッテ)1
※()は当時の球団