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即戦力のはずが…FA組の5人中4人が二軍暮らし

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思うような働きができていないヤクルトの成瀬善久©BASEBALLKING
 2014年オフにFA移籍した選手は大引啓次、成瀬善久など5人いた。大引は前半戦打撃不振と故障で期待通りの働きを見せることがなかったが、後半戦に入り打撃好調を維持している。その一方で、成瀬、小谷野栄一、相川亮二、金城龍彦の4人は故障や不振で二軍暮らしだ。

 ロッテからヤクルトへFA移籍した成瀬は、石川雅規、小川泰弘とともに先発ローテーションの一角としての活躍が期待された。移籍後初登板で初勝利をマークしたが、4月7日の中日戦から5月14日の阪神戦にかけて自身5連敗。直近の登板では7月31日の阪神戦に先発するも、4回途中5失点でノックアウトされ二軍落ち。ヤクルトは今季、2001年以来のリーグ優勝を狙える位置にいる。思うような結果を残せていないがこの先、リーグ優勝に向けて大事な戦いが続くだけになんとか戦力になりたいところ。

 今季から巨人でプレーする金城は、4月15日の古巣・DeNA戦では3ラン本塁打を放つなど、春先はレギュラーで活躍。しかし、巨人の外野手は長野久義を始め、亀井善行、橋本到、立岡宗一郎、堂上剛裕など競争が激しい。金城は、6月11日に一軍登録抹消されると、その後は二軍で汗を流す日々が続いている。

 相川亮二と小谷野栄一の2人は、故障で二軍調整中だ。2年目の小林誠司と正捕手を争っていた相川は打率.313を記録するも、4月に右太ももの肉離れで離脱。5月に一軍復帰したが、7月末に左手首を骨折するなど故障に泣かされている。小谷野はシーズン開幕当初は苦しんでいたが、打撃の状態が上がってきたところで、右尺骨茎状突起骨折で一軍登録抹消された。

 昨年の国内へFA移籍した選手たちを見てみると、久保康友と中田賢一の2人が二桁勝利をマークし、野手では小笠原道大が代打で活躍したが、今ひとつの成績の選手が多かった。今季もここまで、入団前の期待に応えられていない選手がほとんど。シーズンも佳境に入り、FA組の5選手は巻き返すことができるだろうか。

FA権を行使し、国内へ移籍した選手の成績

【2015年】
大引啓次(ヤクルト)
今季成績:61試 率.249 本4 点31

成瀬善久(ヤクルト)
今季成績:14試 3勝8敗 防4.76

小谷野栄一(オリックス)
今季成績:39試 率.295 本3 点9

相川亮二(巨人)
今季成績:40試 率.313 本4 点17

金城龍彦(巨人)
今季成績:36試 率.233 本1 点10

【2014年】
小笠原道大(中日)
昨季成績:81試 率.301 本1 点18

山崎勝己(オリックス)
昨季成績:60試 率.108 本0 点4

久保康友(DeNA)
昨季成績:28試 12勝6敗 防3.33

大竹寛(巨人)
昨季成績:22試 9勝6敗 防3.98

中田賢一(ソフトバンク)
昨季成績:25試 11勝7敗 防4.34

鶴岡慎也(ソフトバンク)
昨季成績:98試 率.216 本0 点25

片岡治大(巨人)
昨季成績:126試 率.252 本6 点32

涌井秀章(ロッテ)
昨季成績:26試 8勝12敗 防4.21

※成績は8月12日時点
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