侍ジャパン投手がMLBで直接対決
現地時間9日、ロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスの3連戦がスタート。10日(日本時間11日)のカード2戦目には、山本由伸投手(26)と今永昇太投手(30)の先発登板が予定されている。
山本は韓国での開幕2戦目でMLBデビューを果たし、以降14試合で6勝2敗、防御率2.92という成績。6月15日のロイヤルズ戦に先発するも、右肩を痛めて降板し、翌16日から負傷者リスト入り。マイナーでの2度のリハビリ登板を経て、約3ヶ月ぶりの復帰となる。
対する今永はホーム開幕戦で初登板を飾り、日本人選手として29年ぶりにMLB1年目のオールスターゲームに出場。前回登板では球団史上2度目の継投ノーヒットノーランを達成するなど、ここまで26試合で12勝3敗、防御率2.99、153回1/3を投げて155奪三振という成績。勝利数、防御率、投球回、奪三振の全てでチームトップの数字を残している。
4月にシカゴで行われた3連戦では一日違いで登板し、山本は5回無失点でMLB初勝利をマーク。翌日の今永は4回無失点に抑えるも、雨天中断により降板した。直接対決は日米通じて今回が初めて。日本人投手のマッチアップは昨季6月の千賀滉大(メッツ)、菊池雄星(ブルージェイズ)に続いて18回目。1年目の日本人投手に限ると、2012年9月のダルビッシュ有(レンジャーズ)、岩隈久志(マリナーズ)以来、12年ぶりとなる。
9日のカード初戦は鈴木誠也が4試合ぶり安打を放つなどカブスが先発全員安打、10得点の大勝。大谷翔平は2試合連続のマルチ安打、6試合ぶりの盗塁を記録し、「46本塁打-47盗塁」としている。