● マーリンズ 2 － 4 フィリーズ ○
＜現地時間8月22日　マーリンズ・パーク＞

　マーリンズのイチローは現地時間22日（日本時間23日）、本拠地でのフィリーズ戦に「2番・右翼」で先発出場したが、3打数無安打に終わった。チームは同地区最下位のフィリーズに敗れ2連敗。

　イチローは初回、相手先発・ハラングの前にピッチャーゴロ。3回は一死一塁の場面に打席に入り、一塁走者・ゴードンの二盗と相手捕手の悪送球で一死三塁に。ここで冷静に四球を選び一、三塁の形を作ると、二死満塁となったあと5番ディートリッチのタイムリー二塁打でチーム2点目のホームを踏んだ。

　5回の第3打席は一死走者なしの場面でセカンドゴロ。同点に追いつかれた直後の8回も、一死走者なしの状況でピッチャーゴロに倒れた。この日は四球を選び1得点を記録するも3打数無安打。5回は守備で華麗なスライディングキャッチを披露したが、先発出場では4試合ぶりの無安打で、打率は.262となった。

　マーリンズは打線全体でも3安打に封じられ手痛い逆転負け。メジャー最低勝率のフィリーズに再び1ゲーム差に迫られ、明日にも最下位に並ぶ可能性が出てきた。