● ブレーブス　3 － 7　マーリンズ ○
＜現地時間9月2日　ターナー・フィールド＞

　マーリンズのイチローは現地時間2日（日本時間3日）、敵地でのブレーブス戦に「6番・右翼」で先発出場。4打数2安打で打率を.252に上げた。

　昨日は出場がなかったイチロー。この日は4カ月ぶりにセンターでスタメンの予定だったが、試合直前にライトに変更。チーム事情からばたついた場面が見られたが、百戦錬磨のベテランが動じることはなかった。

　第1打席は中直に倒れるも、2－3と1点を追う4回、先頭で迎えた第2打席で右中間突破の二塁打を放ち、チャンスメイク。続く打者の内野ゴロの間に三塁へと進み、マシスの犠飛で同点のホームを踏んだ。

　5回の第3打席では一ゴロに倒れたが、8回一死の第4打席では二塁への内野安打を記録。現地時間8月21日のフィリーズ戦以来、10試合ぶりとなるマルチ安打を放ち、今シーズンの安打数は83本に。MLB通算3000安打まで、残り「73」本と迫った。

　また、この試合2つの安打で2度出塁を果たし、王貞治氏と並んでいた通算出塁を5292に更新。日米通算ではあるが、王氏超えを果たした。