○ レッドソックス 10 － 4 ブルージェイズ ●
＜現地時間9月9日　フェンウェイ・パーク＞

　ア・リーグ東地区最下位のレッドソックスは現地時間9日（日本時間10日）、本拠地で同地区首位のブルージェイズに圧勝し、カード勝ち越しを決めた。

　この試合は主砲・オルティスが32号3ランを放つなど、5回までに10－1と大量リード。同じく11－4で快勝した初戦に続き、ヤンキースと激しい優勝争いを繰り広げているブルージェイズを苦しめた。

　レッドソックスは前節もフィリーズ相手に3連勝をマークし、ここ6戦で5勝。ポストシーズン進出はすでに絶望的だが、借金を7に減らし4位オリオールズと1ゲーム差。3位レイズにも2ゲーム差に迫っている。

　右手骨折後、戦況をベンチで見続けている上原は「自分が骨折してから調子がいいやん」と自虐的にブログを更新。「若い選手たちが多いから、乗って行くといい流れができてくるような感じになってる。来年は、4月からこの流れになればいいなぁ」とチームの現状を綴った。

　8日の試合で3年連続60登板を果たした田沢も、セットアッパーに戻ってから4試合連続無失点中。レッドソックスはブルージェイズと残り3試合、ヤンキースとも2試合を残しており、最後まで優勝争いをかき回してくれそうだ。