10日、今年11月に開催される「WBSC世界野球プレミア12」に出場する野球日本代表・侍ジャパンの1次登録メンバーが発表。7月に発表されていた“一次候補”65名が45名に絞られた。

　小久保監督は「各参加国がこの大会に向けてトップチームを編成している中、侍ジャパンも現時点で考えられるベストの45名を選出しました」とコメント。「10月上旬の最終ロースター28名の選出へ向けて、各球団で全力でプレーしている選手達をこれからもしっかりと見ていきたいと思います」と競争を煽った。

　一次候補からは20名が脱落。小久保監督の就任以降、13年の台湾遠征から14年の日米野球、そして今年行われた欧州選抜との強化試合と3度続けて代表に選出されていたオリックスの松葉貴大やDeNAの井納翔一がはじめて落選となっている。

　その他にも、初の代表選出に期待がかかった西武の左腕・菊池雄星や、セで唯一の規定打席をクリアしている捕手・中村悠平も選外に。45名から漏れた全20名は下記の通りとなっている。

　小久保監督のコメントにあるように、代表メンバーはこのあと10月上旬に最終ロースター28名が発表。そして、大会は11月8日に開幕する。シーズンも佳境に入ってくる中、代表28個のイスを巡る戦いからも目が離せない。

一次候補65名から選外となった20名

＜投手＞
松葉貴大（オリックス）
宮西尚生（日本ハム）
吉川光夫（日本ハム）
十亀剣（西武）
増田達至（西武）
高木勇人（巨人）
岩田稔（阪神）
又吉克樹（中日）
福谷浩司（中日）
井納翔一（DeNA）
田中健二朗（DeNA）
菊池雄星（西武）

＜捕手＞
中村悠平（ヤクルト）

＜内野手＞
西川遥輝（日本ハム）
今江敏晃（ロッテ）
田中広輔（広島）

＜外野手＞
亀井善行（巨人）
大島洋平（中日）
梶谷隆幸（DeNA）
雄平（ヤクルト）