4連敗中のDeNAが、リーグ首位のヤクルトに挑む。

　前夜は今季8度目となるサヨナラ負けを喫し、14年連続の負け越しが決定。打線が4安打1得点と沈黙し、指揮官は「打てなかったことがすべて。ワンチャンスをものにできるようにならないといけない」と課題を挙げた。

　先週は3戦連続中止もあったため、直近の白星は5日の巨人戦（横浜）まで遡る。今日敗れれば最下位・中日とゲーム差なしで並ぶため、何としてでも連敗を止めたいところ。そんな大事なマウンドを託されたのは、来日初登板、初先発となるビロウだ。

　7月上旬に加入した長身左腕は、6日の巨人戦、8日のヤクルト戦と、予定していた先発機会が2戦連続で中止。3度目の正直となるマウンドで、思い切り腕を振ってほしいところだ。

　対するヤクルトも、首位キープのためには落とせない一戦。先発は前回登板で10勝目を挙げ、現在3連勝と勢いに乗る石川。本拠地・神宮では今季7勝1敗と安定しており、今季最多の貯金「7」へ期待大だ。

　打線は4試合連続3得点以下とやや元気がないが、初対戦となる助っ人左腕をキッチリ叩きたいところ。負ければ阪神と同率首位に並ばれるだけに、下位相手の取りこぼしは避けたい。

　本日のセ・リーグはこの1試合のみ。

【16日の試合予定】

ヤクルト（石川雅規）－ DeNA（ビロウ）
＜神宮　18時00分＞
・最近5試合の成績
ヤ（1位）：○○●△○
De（5位）：○●●●●　※4連敗中…