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混戦が続くセ・リーグ 上位4チームの秘密兵器は?

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日本シリーズ初先発となるヤクルトの杉浦稔大 [BASEBALLKING]
 首位ヤクルトから4位広島までゲーム差は3。どこが優勝してもおかしくない状況だ。2位の阪神と4位広島は9月18日から29日にかけて12連戦を戦い、ヤクルトと巨人も7連戦を控える。ここでは、混戦を抜け出す秘密兵器となりそうな二軍選手に注目。ラストスパートに向けて4チームの二軍で活躍する選手を見ていきたい。

●ヤクルト
杉浦稔大

 2年目の今季、オープン戦で結果を残し開幕先発ローテーション入りを果たした。4試合に登板して防御率3.09と安定していたが、4月20日に一軍登録抹消されて以降、右肩、右肘の故障に悩まされていた。

 リハビリを重ね9月11日に行われた巨人との二軍戦で先発復帰し、2回を投げ4安打1失点。15日のロッテ戦では根元俊一にソロを浴びたが、3イニングを一発による1失点に抑えた。

 ヤクルトのリリーフ陣は救援防御率2.81と安定しているが、チーム先発防御率はリーグ5位の3.67。先発の駒不足にも悩まされており、復帰が予想される山中浩史とともに先発の救世主として期待がかかる。

●阪神
榎田大樹

 1年目と2年目に阪神のセットアッパーとして活躍した榎田大樹は、今季一軍で8試合に登板して防御率10.38。5月24日に登板したDeNA戦を最後に、一軍のマウンドから遠ざかっている。

 ただ二軍では24試合に登板し、防御率2.41の成績を残す。9月13日の中日との二軍戦では、2本の安打を浴びながらも無失点に抑えた。一軍は安藤優也、福原忍、呉昇桓と勝ちパターンのリリーフ陣はいるが、ビハインドゲームに任せられる中継ぎは少ない。

 9月18日から12連戦も控えており、リリーフ陣の層を厚くしておきたいところ。榎田は昇格し、中継ぎの救世主になれるか。

●巨人
辻東倫

 チーム打率リーグワーストの.243、15日の広島戦でもジョンソンに抑え込まれ零封負けを喫した。今季は投手陣が安定しているが、打線の状態は開幕から今ひとつ。

 リーグ4連覇を果たすためにも、打線の奮起は必要不可欠。プロ3年目の辻東倫は、面白い存在。9月の月間打率.206だが、4日の西武戦で1本塁打を含む4打点、12日のヤクルト戦で2安打3打点の活躍を見せる。

 ルーキーの岡本和真が昇格するなど、若い選手を積極的に起用している辻にチャンスが訪れるだろうか。

●広島
ロサリオ

 加入1年目の昨季は、外国人枠の関係で出場機会が限られた中、打率.336、14本塁打49打点の成績を残した。飛躍が期待された2年目の今季は2本塁打12打点と今ひとつ。8月10日に登録を抹消されてから二軍での調整が続く。

 二軍では9月に入ってからは8日のソフトバンクとの二軍戦で2本塁打4打点の活躍を見せるなど、6試合連続安打中。9月は打率.346、2本塁打7打点と絶好調だ。

 首位ヤクルトと3ゲーム差と、24年ぶりのリーグ優勝を狙える位置にいる。打撃だけでなく、チームを盛り上げるムードメーカーとしても必要な存在といえそうだ。
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