○ ナショナルズ 5x － 4 マーリンズ ●
＜現地時間9月18日　ナショナルズ・パーク＞

　マーリンズのイチローは現地時間18日（日本時間19日）、敵地でのナショナルズ戦に「2番・右翼」で先発出場。8回に3試合ぶりのヒットを放つも、4回の好機では凡退。これで32試合連続打点なしとなり、チームも延長戦の末サヨナラ負けを喫した。

　ナショナルズの先発は13年のサイヤング賞右腕・シャーザー。イチローはメジャー屈指の剛腕に対し、初回の第1打席がセカンドフライ。1点のリードで迎えた3回の第2打席は、二死走者なしの場面でライトフライに倒れた。

　4回は二死三塁の好機で初球を狙うも、またもセカンドフライに倒れ9月初打点とはならず。それでも同点の8回、先頭として2番手・リベロからセカンドへの内野安打を放ち、イチローのメジャー通算安打はこれで2933本。歴代33位のバリー・ボンズの2935本にあと2本に迫った。

　マーリンズはイチローの出塁をきっかけに3－2と勝ち越しに成功。だが、8回裏に逆転を許すと、延長に突入した10回にサヨナラ負けを喫した。

　イチローは5打数1安打1得点で打率は.242。この日は3試合ぶりのヒットを放ったが、4回の好機では凡退。これで3打点をマークした8月12日のレッドソックス戦以降、32試合連続で打点から遠ざかっている。