パイレーツの韓国人遊撃手・姜正浩(カン・ジョンホ)が、現地時間17日(日本時間18日)に本拠地で行なわれたカブス戦で左ヒザを負傷。「内側側幅靭帯断裂」と「脛骨の骨折」と報じられており、メジャー1年目のシーズンはここで幕を下ろすこととなりそうだ。
カブス戦に「4番・遊撃」で先発出場した姜正浩。初回、いきなり無死満塁のピンチとなると、カブスの4番・リゾが放った打球はセカンドへの平凡なゴロに。ウォーカーから二塁のベースカバーに入った姜正浩に送球が送られ、そこから一塁へとボールが渡り、その間に三塁走者は生還したものの、併殺が完成した。
しかし、次の瞬間にカメラが捉えたのは、二塁ベース付近で倒れこみ、痛みに苦しむ姜正浩の姿だった。直後に流れたリプレイを見ると、姜正浩が一塁へと送球するのとほぼ同時に、一塁走者のコグランのスライディングタックルが左ヒザにまともに入っていることが確認できる。
姜正浩はスタッフに支えながら退場し、そのまま交代。MLB公式サイト『MLB.com』などによると、左ヒザの内側側幅靭帯断裂と脛骨の骨折と見られ、手術を行うとのこと。今シーズン中の復帰は絶望的となった。
姜正浩といえば、“韓国のA・ロッド”と呼ばれた大型遊撃手で、今シーズンより念願だったメジャーリーグへ挑戦。アジア系内野手ということで厳しい見方も多かった中、1年目から打率.287、15本、58打点を記録し、プレーオフ争いを繰り広げるチームにとって欠かせない存在となっていた。
メジャーリーグの激しいスライディングには、日本人選手も苦しめられてきた。2009年には、当時レイズに所属していた岩村明憲が左ヒザ前十字靱帯断裂の大ケガを負い、2011年には当時ツインズに所属していた西岡剛が併殺崩しのスライディングをモロに食らって、左足腓骨を骨折している。
ちなみに、岩村が負傷した際の一塁走者というのが、今回姜正浩に突っ込んだクリス・コグランだった。当時はルーキーで、「もう二度とだれかを負傷させたくはない。岩村の無事を祈っている」とインタビューに答えた後、レイズのクラブハウスまで足を運んで岩村に謝罪に行ったという話も残っていた。
なお、パイレーツは試合にも6-9で敗戦。逆転でのプレーオフ進出を目指すチームにとって、ショックの大きすぎる一日となった。
カブス戦に「4番・遊撃」で先発出場した姜正浩。初回、いきなり無死満塁のピンチとなると、カブスの4番・リゾが放った打球はセカンドへの平凡なゴロに。ウォーカーから二塁のベースカバーに入った姜正浩に送球が送られ、そこから一塁へとボールが渡り、その間に三塁走者は生還したものの、併殺が完成した。
しかし、次の瞬間にカメラが捉えたのは、二塁ベース付近で倒れこみ、痛みに苦しむ姜正浩の姿だった。直後に流れたリプレイを見ると、姜正浩が一塁へと送球するのとほぼ同時に、一塁走者のコグランのスライディングタックルが左ヒザにまともに入っていることが確認できる。
姜正浩はスタッフに支えながら退場し、そのまま交代。MLB公式サイト『MLB.com』などによると、左ヒザの内側側幅靭帯断裂と脛骨の骨折と見られ、手術を行うとのこと。今シーズン中の復帰は絶望的となった。
姜正浩といえば、“韓国のA・ロッド”と呼ばれた大型遊撃手で、今シーズンより念願だったメジャーリーグへ挑戦。アジア系内野手ということで厳しい見方も多かった中、1年目から打率.287、15本、58打点を記録し、プレーオフ争いを繰り広げるチームにとって欠かせない存在となっていた。
メジャーリーグの激しいスライディングには、日本人選手も苦しめられてきた。2009年には、当時レイズに所属していた岩村明憲が左ヒザ前十字靱帯断裂の大ケガを負い、2011年には当時ツインズに所属していた西岡剛が併殺崩しのスライディングをモロに食らって、左足腓骨を骨折している。
ちなみに、岩村が負傷した際の一塁走者というのが、今回姜正浩に突っ込んだクリス・コグランだった。当時はルーキーで、「もう二度とだれかを負傷させたくはない。岩村の無事を祈っている」とインタビューに答えた後、レイズのクラブハウスまで足を運んで岩村に謝罪に行ったという話も残っていた。
なお、パイレーツは試合にも6-9で敗戦。逆転でのプレーオフ進出を目指すチームにとって、ショックの大きすぎる一日となった。