中日の山本昌が25日、自身の公式ホームページで現役引退を発表した。山本昌はプロ入りから32年間中日一筋でプレー。球団への貢献度は高く、入団以来背負ってきた背番号『34』が永久欠番になるか気になるところ。
日本の永久欠番を見てみると、巨人の王貞治の『1』、長嶋茂雄の『3』を始め12球団で16ある。中日は服部受弘の『10』と西沢道夫の『15』が永久欠番になっている。しかし、杉下茂の『20』、高木守道の『1』、立浪和義の『3』など中日を代表する選手たちが付けていた番号は永久欠番になることなく次の世代へと受け継がれている。特に打撃で数々の球団記録を更新した立浪の『3』が永久欠番になっていないことを踏まえると、山本昌の『34』も有望な若手が背負う可能性がありそうだ。
一方他球団では、現役時代数々のタイトルを獲得し引退した選手の背番号が、空番号となっているケースもある。山本昌と同学年の古田敦也がその一人だ。現役時代ヤクルトの正捕手として、5度のリーグ優勝、4度の日本一に輝いた球界を代表する捕手。黄金期の中心選手だったことに加え、2006年からの2年間は選手兼任監督としてプレーするなど、球団への貢献度は非常に大きかった。基本的に永久欠番制度を採用していないヤクルトは、古田が現役時代付けていた『27』を「名誉番号」として、ふさわしい選手が現れるまで空番号としている。
ただ、山本昌は50歳まで現役を続けたことに加え、球団最多の219勝、球界最年長ノーヒットノーランなど残してきた実績は素晴らしいものがある。本人は永久欠番を固辞しているとの報道もでているが、中日の『34』が今後どうなるか注目だ。
※成績は2015年9月26日時点
日本の永久欠番を見てみると、巨人の王貞治の『1』、長嶋茂雄の『3』を始め12球団で16ある。中日は服部受弘の『10』と西沢道夫の『15』が永久欠番になっている。しかし、杉下茂の『20』、高木守道の『1』、立浪和義の『3』など中日を代表する選手たちが付けていた番号は永久欠番になることなく次の世代へと受け継がれている。特に打撃で数々の球団記録を更新した立浪の『3』が永久欠番になっていないことを踏まえると、山本昌の『34』も有望な若手が背負う可能性がありそうだ。
一方他球団では、現役時代数々のタイトルを獲得し引退した選手の背番号が、空番号となっているケースもある。山本昌と同学年の古田敦也がその一人だ。現役時代ヤクルトの正捕手として、5度のリーグ優勝、4度の日本一に輝いた球界を代表する捕手。黄金期の中心選手だったことに加え、2006年からの2年間は選手兼任監督としてプレーするなど、球団への貢献度は非常に大きかった。基本的に永久欠番制度を採用していないヤクルトは、古田が現役時代付けていた『27』を「名誉番号」として、ふさわしい選手が現れるまで空番号としている。
ただ、山本昌は50歳まで現役を続けたことに加え、球団最多の219勝、球界最年長ノーヒットノーランなど残してきた実績は素晴らしいものがある。本人は永久欠番を固辞しているとの報道もでているが、中日の『34』が今後どうなるか注目だ。
山本昌の通算成績
580試 219勝165敗1S 防3.45※成績は2015年9月26日時点