日本プロ野球機構は28日の予告先発を発表した。

　パ・リーグの注目カードは、CS圏をかけた3位西武と4位ロッテの直接対決。現在、両チームのゲーム差は1.5。ホームゲームを戦う西武は、ここまで9勝9敗、防御率2.69の菊池。対するロッテは11勝12敗、防御率3.18の石川で大一番に臨む。

　セ・リーグの注目は、2位巨人と3位阪神の上位対決。阪神は優勝が完全消滅し、4位広島に1.5差に迫られている。先発予定の藤浪はここまで13勝6敗と最多勝を狙える位置に付けており、今季最後の“伝統の一戦”でリーグトップの14勝目を目指す。

　対する巨人の先発は“虎キラー”のポレダ。今季は対阪神戦5勝1敗と相性が良く、23日（東京ドーム）の同カードでも、勝利こそならなかったが7回1失点と好投。マジック「3」の首位ヤクルトを再び追い詰めるためにも、6度目となる虎退治を成し遂げたい。

　28日の試合予定と予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】

西武（菊池雄星）－ ロッテ（石川歩）
＜西武プリンス　18時00分＞

オリックス（山田修義）－ 楽天（戸村健次）
＜京セラD大阪　18時00分＞

ソフトバンク（東浜巨）－ 日本ハム（武田勝）
＜ヤフオクドーム　18時00分＞

【セ・リーグ】

ヤクルト（杉浦稔大）－ 中日（山井大介）
＜神宮　18時00分＞

DeNA（砂田毅樹）－ 広島（黒田博樹）
＜横浜　18時00分＞

阪神（藤浪晋太郎）－ 巨人（ポレダ）
＜甲子園　18時00分＞