○ レイズ　4 － 1　マーリンズ ●
＜現地時間10月1日　トロピカーナ・フィールド＞

　マーリンズのイチローは現地時間1日（日本時間2日）、敵地でのレイズ戦に「9番・右翼」で先発出場。16打席ぶりとなる安打を記録するなど、2打数1安打1打点で打率を.233とした。

　このところ快音から遠ざかっていたイチローは、この日も第1打席で遊直に倒れて凡退からのスタートとなる。それでも5回、満塁のチャンスで打席に入ったイチローはレフトへきっちり犠牲フライを打ち、打点を1つ記録。そして7回、二死一塁とまたしてもチャンスで回ってきた打席でセンターへと弾き返し、16打席ぶりの安打も記録した。

　この日はフル出場で2打数1安打1打点。これでメジャー通算安打を2935本とし、歴代33位のバリー・ボンズと肩を並べた。次なるターゲットは、黒人選手として唯一の三冠王達成者である2943本のフランク・ロビンソンとなる。

　なお、チームは4安打に抑え込まれ、得点もイチローの犠飛による1点だけで敗戦。3連敗となった。