つかず離れずだったパ・リーグの3位争いが、ついに動いた。
1日、3位の西武がオリックスとのレギュラーシーズン最終戦に敗れ、4位のロッテが日本ハムに勝利した。この結果、両者の順位が逆転。ロッテは9月3日以来となる3位浮上を果たした。
この争いは、西武が1日にリーグ戦の全日程を終了したため、あとはロッテの残り5試合の結果によって左右されることになった。西武が69勝69敗5分のちょうど5割でシーズンを終了。現在勝ち越しを1つ作っているロッテは、単純に残り5試合を勝率5割以上で乗り切れば3位以上を守ることができる。
さらに、大きな意味を持つのが両者の対戦成績。9月28日の最終戦でロッテが勝利したため、今シーズンの直接対決はロッテの13勝11敗1分という結果に。これにより、最終的な勝率で並んだ場合でもロッテが上に来ることが決まった。
というわけで、ロッテは残り5戦で負け越し1つまでならセーフとなり、2勝を挙げた時点で3位が確定という状況になった。もし西武が1日の試合で勝利していた場合、ロッテは残り5試合で4勝が必要となっていただけに、9月28日の直接対決と、1日の西武の敗戦はとてつもなく大きな意味を持つものであった。
ここ10戦で8勝2敗――。最後の力を振り絞ってラストスパートをかけてきたロッテだが、不安が全く無いわけではない。
9月22日の楽天戦、走塁中に清田育宏が負傷交代。幸い離脱とはならなかったものの、23日以降は7試合で打率.250、本塁打なしの3打点とやや元気がない状態が続いている。さらに23日には守護神の西野勇士が足に打球を受けて負傷。一時は打撲の診断だったが、骨折が判明して戦線離脱となった。
加えて1日の日本ハム戦では、チーム打点王のクルーズが太ももを負傷して途中交代。全治10日程度の肉離れで登録抹消にはならなかったものの、ここに来ての故障者続出に不安が広がっている。
泣いても笑っても残すところ5試合…。“下克上リターンズ”へ向け、3位でゴールを駆け抜けることができるだろうか。
1日、3位の西武がオリックスとのレギュラーシーズン最終戦に敗れ、4位のロッテが日本ハムに勝利した。この結果、両者の順位が逆転。ロッテは9月3日以来となる3位浮上を果たした。
この争いは、西武が1日にリーグ戦の全日程を終了したため、あとはロッテの残り5試合の結果によって左右されることになった。西武が69勝69敗5分のちょうど5割でシーズンを終了。現在勝ち越しを1つ作っているロッテは、単純に残り5試合を勝率5割以上で乗り切れば3位以上を守ることができる。
さらに、大きな意味を持つのが両者の対戦成績。9月28日の最終戦でロッテが勝利したため、今シーズンの直接対決はロッテの13勝11敗1分という結果に。これにより、最終的な勝率で並んだ場合でもロッテが上に来ることが決まった。
というわけで、ロッテは残り5戦で負け越し1つまでならセーフとなり、2勝を挙げた時点で3位が確定という状況になった。もし西武が1日の試合で勝利していた場合、ロッテは残り5試合で4勝が必要となっていただけに、9月28日の直接対決と、1日の西武の敗戦はとてつもなく大きな意味を持つものであった。
ここ10戦で8勝2敗――。最後の力を振り絞ってラストスパートをかけてきたロッテだが、不安が全く無いわけではない。
9月22日の楽天戦、走塁中に清田育宏が負傷交代。幸い離脱とはならなかったものの、23日以降は7試合で打率.250、本塁打なしの3打点とやや元気がない状態が続いている。さらに23日には守護神の西野勇士が足に打球を受けて負傷。一時は打撲の診断だったが、骨折が判明して戦線離脱となった。
加えて1日の日本ハム戦では、チーム打点王のクルーズが太ももを負傷して途中交代。全治10日程度の肉離れで登録抹消にはならなかったものの、ここに来ての故障者続出に不安が広がっている。
泣いても笑っても残すところ5試合…。“下克上リターンズ”へ向け、3位でゴールを駆け抜けることができるだろうか。