今季は長年プロ野球界を支えたベテラン選手たちが現役引退。山田哲人(ヤクルト)、藤浪晋太郎(阪神)、大谷翔平(日本ハム)といった若手が台頭し、球界に世代交代が巻き起こっている。監督に目を向けてもセ・リーグでは、来季から就任する阪神の金本知憲新監督、巨人の高橋由伸新監督、DeNAのラミレス新監督に加え、ヤクルトの真中満監督、広島の緒方孝市監督、中日の谷繁元信監督全員が40代。セ・リーグでは監督も一気に若返っている。そこで、来季のセ・リーグ一軍スタッフの年齢が若返っているのか見ていきたい。
来季のスタッフを発表している球団は巨人、阪神、広島の3球団。中日とDeNAは来季のコーチ陣を一部発表しているものの、全てのコーチ陣を発表していない。
巨人は今季の一軍スタッフ平均年齢は49.6歳。チーム最年長だった原辰徳前監督に加え、52歳の勝呂嘉統内野守備走塁コーチなどが退任。51歳の川相昌弘ヘッドコーチが三軍監督へ配置転換された。来季は指揮を執る高橋由伸新監督と、井端弘和内野守備走塁コーチは41歳、新任の村田善則コーチが42歳と若いコーチ陣が増えた。一方で、二軍打撃コーチを務めた67歳の内田順三コーチが昇格。それでも来季の一軍スタッフ年齢は48.7歳と若干若返っている。
広島は今季の一軍スタッフの平均年齢は47.3歳だったが、63歳の新井宏昌打撃コーチが退団したこともあり、来季はさらに若返る。新井コーチが抜けた一軍の打撃スタッフには、今季限りで引退した東出輝裕、守備走塁コーチの石井琢朗コーチ、今季に引き続き打撃コーチ補佐の迎祐一郎コーチが担当する。30代のコーチが2人いる広島の来季、一軍スタッフの平均年齢は45歳となる。
阪神は来季の一軍スタッフは今季よりも若い陣容になっているが、平均年齢は50歳。選手時代の03年と05年に阪神のリーグ優勝に貢献した金本知憲が監督、矢野燿大が作戦兼バッテリーコーチで復帰。彼らは当時ベテランだったということもあり、来年で48歳を迎える。ただ、浜中治コーチが来年38歳、中村豊コーチが来年43歳と若いコーチもいる。
日本シリーズ中のヤクルトと来季のコーチ陣を一部発表している中日、DeNAの一軍スタッフも若返るのか気になるところだ。
今季平均:44歳
来季平均:?
【巨人】
今季平均:49.6歳
来季平均:48.7歳
【阪神】
今季平均:52.2歳
来季平均:50歳
【広島】
今季平均:47.3歳
来季平均:45歳
【中日】
今季平均:50.1歳
来季平均:?
【DeNA】
今季平均:44歳
来季平均:?
※来季の一軍スタッフは2016年の年齢
来季のスタッフを発表している球団は巨人、阪神、広島の3球団。中日とDeNAは来季のコーチ陣を一部発表しているものの、全てのコーチ陣を発表していない。
巨人は今季の一軍スタッフ平均年齢は49.6歳。チーム最年長だった原辰徳前監督に加え、52歳の勝呂嘉統内野守備走塁コーチなどが退任。51歳の川相昌弘ヘッドコーチが三軍監督へ配置転換された。来季は指揮を執る高橋由伸新監督と、井端弘和内野守備走塁コーチは41歳、新任の村田善則コーチが42歳と若いコーチ陣が増えた。一方で、二軍打撃コーチを務めた67歳の内田順三コーチが昇格。それでも来季の一軍スタッフ年齢は48.7歳と若干若返っている。
広島は今季の一軍スタッフの平均年齢は47.3歳だったが、63歳の新井宏昌打撃コーチが退団したこともあり、来季はさらに若返る。新井コーチが抜けた一軍の打撃スタッフには、今季限りで引退した東出輝裕、守備走塁コーチの石井琢朗コーチ、今季に引き続き打撃コーチ補佐の迎祐一郎コーチが担当する。30代のコーチが2人いる広島の来季、一軍スタッフの平均年齢は45歳となる。
阪神は来季の一軍スタッフは今季よりも若い陣容になっているが、平均年齢は50歳。選手時代の03年と05年に阪神のリーグ優勝に貢献した金本知憲が監督、矢野燿大が作戦兼バッテリーコーチで復帰。彼らは当時ベテランだったということもあり、来年で48歳を迎える。ただ、浜中治コーチが来年38歳、中村豊コーチが来年43歳と若いコーチもいる。
日本シリーズ中のヤクルトと来季のコーチ陣を一部発表している中日、DeNAの一軍スタッフも若返るのか気になるところだ。
今季と来季の一軍スタッフ平均年齢
【ヤクルト】今季平均:44歳
来季平均:?
【巨人】
今季平均:49.6歳
来季平均:48.7歳
【阪神】
今季平均:52.2歳
来季平均:50歳
【広島】
今季平均:47.3歳
来季平均:45歳
【中日】
今季平均:50.1歳
来季平均:?
【DeNA】
今季平均:44歳
来季平均:?
※来季の一軍スタッフは2016年の年齢