強化試合
● プエルトリコ 3 － 8 侍ジャパン ○
＜11月5日　福岡ヤフオク！ドーム＞

　11月8日に「WBSC世界野球プレミア12」が開幕する。本大会を前に5日、侍ジャパンはヤフオクドームでプエルトリコと強化試合を行った。

　侍ジャパンは3回、一死二塁から秋山翔吾（西武）の2ランで幸先よく先制。4回には松田宣浩（ソフトバンク）のタイムリー、平田良介（中日）の犠牲フライで2点を加える。続く5回にも山田哲人（ヤクルト）のタイムリー三塁打で追加点を挙げる。3点リードの8回には無死走者なしから筒香嘉智（DeNA）がライトへソロ本塁打を放つと、平田良介（中日）のタイムリー、炭谷銀仁朗（西武）の犠飛で3点を奪い試合を決めた。

　投げては先発したエースの前田健太（広島）がプエルトリコ打線を3回1安打8奪三振と完璧な投球を披露。4回からマウンドに上がった大谷翔平（日本ハム）は、2イニング目の5回に二死から2点を失い2回2失点。6回は大野雄大（中日）、7回は則本昂大（楽天）と普段チームでは先発を務める2人が完璧リリーフ。8回から登板した増井浩俊（日本ハム）がワイルドピッチで1点を失ったが、9回は松井裕樹（楽天）が走者をだしながらも無失点に抑えた。

　なお、侍ジャパンは6日も福岡ヤフオク！ドームで19時からプエルトリコと対戦する。