ニュース 2015.11.05. 17:00

4番で世界デビューの“おかわり君” 前田智徳氏も太鼓判「4番はやっぱり中村」

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国際試合デビューを4番で迎える西武の中村剛也[getty images]
 11月8日の開幕へ向けて、徐々に熱も高まり始めている野球の国際大会「プレミア12」。侍ジャパンは今日5日、福岡でプエルトリコ代表との強化試合がに臨む。

 いよいよベールを脱ぐ2015年の小久保ジャパン。試合前日の昨日には、監督の口から直々にスタメンが発表された。

プエルトリコ戦・スタメン

1.(中)秋山翔吾 <西武>
2.(遊)坂本勇人 <巨人>
3.(二)山田哲人 <ヤクルト>
4.(指)中村剛也 <西武>
5.(左)筒香嘉智 <DeNA>
6.(一)中田 翔 <日本ハム>
7.(三)松田宣浩 <ソフトバンク>
8.(右)平田良介 <中日>
9.(捕)嶋 基宏 <楽天>
P. 前田健太 <広島>

 1番にシーズン安打の最多記録を更新する216安打を放った西武の秋山翔吾が入り、2番には巨人の坂本勇人を入れる攻撃的なオーダー。3番にはトリプルスリーの山田哲人が控えており、3人の出塁率はそれぞれ.419/.353/.416という期待感抜群な上位打線が出来上がった。

 そして、かねてから注目されていた4番には西武の中村剛也が入る。小久保監督は就任以降ずっと中田翔を4番に据えてきたが、プロ14年目のシーズンを本塁打と打点の二冠王で飾った“おかわり君”を4番に置く形を選択した。

 野球解説者の前田智徳氏も、「4番はやっぱり中村が良いでしょう」と太鼓判を押す。今年は正確性も増し、打率はキャリアで2番目に良い.278を記録。打点はキャリア最多の124打点をマークした。

 後ろに置く選手にもすごい選手が揃う代表だけに、「怖さはさらに増す」と前田氏。本塁打王6度の実績を引っさげ、ついに“おかわり君”が日本の4番に座る。

 また、前田氏が楽しみな選手として挙げた“マッチ”こと松田宣浩は7番に入ることが決まった。

 「とにかく勝負強い」のが武器で、「彼が打つことによってチームが盛り上がる。いることでもたらすプラスアルファが多い」と松田を高く評価している。

 2015年の野球はまだまだ終らない。強化試合・プエルトリコ戦はこのあと19時にプレイボール。

【試合詳細】

「世界野球WBSCプレミア12 侍ジャパン強化試合 日本vsプエルトリコ」第1戦

侍ジャパン(前田健太)- プエルトリコ(アンドレス・サンティアゴ)
<19時00分 ヤフオクドーム>
放送予定:テレビ朝日系 / 11月5日(木) 19時00分~

☆「世界野球WBSCプレミア12・開幕戦 日本vs韓国」
侍ジャパン - 韓国
<19時00分 札幌ドーム>
放送予定:テレビ朝日系 / 11月8日(日) 18時57分~
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