毎年のように期待されながら力を発揮できず、覚醒が待たれる選手がいる。
広島の堂林翔太がその一人。堂林は高卒3年目の12年に将来性を買われ、サードのレギュラーに抜擢。リーグワーストの29失策、150三振と粗さが目立ったが、全試合に出場し、チーム最多の14本塁打を記録。顔立ちも良く、将来は中心選手になっていくかと思われた。
翌13年は開幕からレギュラーとして出場するも、夏場には死球を受けて左手を骨折。球団初となるCS出場を果たすも、故障から復帰を目指す堂林にCSの出場機会はなかった。14年はサードだけでなく、外野やファーストにも挑戦。春先は打撃不振に陥っていたが、4試合連続マルチ安打をマークするなど状態が上がってきたところで、右手を骨折。結局93試合に出場して、打率.246、8本塁打にとどまった。
辛抱強く堂林を起用してきた野村謙二郎監督が退任し、緒方孝市監督が就任した今季は、開幕を二軍で迎えた。その後一軍昇格を果たすも、結果を残すことができず一、二軍の往復が続いた。今季は一軍定着後ワーストの32試合にとどまり、本塁打は0、打点3と寂しい結果に終わった。悔しいシーズンとなった堂林は秋季キャンプで、打撃フォーム改造に着手するなど、来季に向けた準備を始めている。
1年目から期待されていた中日の高橋周平も来年で5年目を迎える。高橋周が入団した当時の中日といえば投手力は充実しているが、打線は貧打に喘いでいた。それだけに、期待度はかなり高かった。2年目の後半にサードのレギュラーを任され、5本塁打27打点の成績を残すなど順調な成長曲線を描いていたが、その後は思うような力を発揮できず。来季は大学を卒業した同学年の選手たちが入団してくる。レギュラーに定着し、意地を見せたいところだ。
その他、今季キャンプ、オープン戦で好調もレギュラー獲得とはならなかった巨人の大田泰示、6試合の登板にとどまったソフトバンクの東浜巨、西武の大石達也などの活躍が待たれる。
広島の堂林翔太がその一人。堂林は高卒3年目の12年に将来性を買われ、サードのレギュラーに抜擢。リーグワーストの29失策、150三振と粗さが目立ったが、全試合に出場し、チーム最多の14本塁打を記録。顔立ちも良く、将来は中心選手になっていくかと思われた。
翌13年は開幕からレギュラーとして出場するも、夏場には死球を受けて左手を骨折。球団初となるCS出場を果たすも、故障から復帰を目指す堂林にCSの出場機会はなかった。14年はサードだけでなく、外野やファーストにも挑戦。春先は打撃不振に陥っていたが、4試合連続マルチ安打をマークするなど状態が上がってきたところで、右手を骨折。結局93試合に出場して、打率.246、8本塁打にとどまった。
辛抱強く堂林を起用してきた野村謙二郎監督が退任し、緒方孝市監督が就任した今季は、開幕を二軍で迎えた。その後一軍昇格を果たすも、結果を残すことができず一、二軍の往復が続いた。今季は一軍定着後ワーストの32試合にとどまり、本塁打は0、打点3と寂しい結果に終わった。悔しいシーズンとなった堂林は秋季キャンプで、打撃フォーム改造に着手するなど、来季に向けた準備を始めている。
1年目から期待されていた中日の高橋周平も来年で5年目を迎える。高橋周が入団した当時の中日といえば投手力は充実しているが、打線は貧打に喘いでいた。それだけに、期待度はかなり高かった。2年目の後半にサードのレギュラーを任され、5本塁打27打点の成績を残すなど順調な成長曲線を描いていたが、その後は思うような力を発揮できず。来季は大学を卒業した同学年の選手たちが入団してくる。レギュラーに定着し、意地を見せたいところだ。
その他、今季キャンプ、オープン戦で好調もレギュラー獲得とはならなかった巨人の大田泰示、6試合の登板にとどまったソフトバンクの東浜巨、西武の大石達也などの活躍が待たれる。