パ・リーグは投手が打席に立たず、指名打者制が採用されている。今季は、ベストナインを受賞した李大浩(ソフトバンク)、デスパイネ(ロッテ)、ペーニャ(楽天)といった長打力のある助っ人を始め、近藤健介(日本ハム)、森友哉(西武)と捕手登録ながら打力を活かすために指名打者で起用された。外野手のゴールデングラブ賞常連の糸井嘉男(オリックス)は故障のため今季は、指名打者で出場することが多かった。
指名打者でベストナインに選出された李大浩は今季、一塁で54試合、指名打者で87試合に先発出場。一塁と指名打者、両方でチーム最多のスタメン出場を記録している。ちなみに今季李大浩の成績は141試合に出場して、打率.282、31本塁打98打点だったが、指名打者で出場した時の成績は、打率.283、19本塁打61打点。打撃を得意にする選手の中には、守備でリズムを作りたいという選手がいる中、一定の成績を残した。
捕手登録の近藤と森は、打撃を活かすため、指名打者での出場が多かった。今季、捕手で1試合も出場がなかった森は、高卒2年目とは思えない打撃を披露。打率.287、17本塁打68打点と、打点は松井秀喜氏の2年目よりも高い数字をマークしている。
一方の近藤は、正捕手の大野奨太、2番手の市川友也が故障で出遅れたこともあり、春先はスタメンマスクを被ることが多かった。大野が復帰してから、しばらくは捕手で先発出場していたが、7月以降は指名打者での出場が増えた。シーズン前半戦は捕手、後半戦は指名打者で起用された近藤は、打率リーグ3位の.326を記録している。
その他の指名打者の打撃成績は以下の通り。
【6球団の指名打者の打撃成績】
●ソフトバンク
李大浩
141試 率.282 本31 点98
●日本ハム
近藤健介
129試 率.326 本8 点60
●ロッテ
デスパイネ
103試 率.258 本18 点62
●西武
森友哉
138試 率.287 本17 点68
●オリックス
糸井嘉男
132試 率.262 本17 点68
●楽天
ペーニャ
125試 率.268 本17 点40
指名打者でベストナインに選出された李大浩は今季、一塁で54試合、指名打者で87試合に先発出場。一塁と指名打者、両方でチーム最多のスタメン出場を記録している。ちなみに今季李大浩の成績は141試合に出場して、打率.282、31本塁打98打点だったが、指名打者で出場した時の成績は、打率.283、19本塁打61打点。打撃を得意にする選手の中には、守備でリズムを作りたいという選手がいる中、一定の成績を残した。
捕手登録の近藤と森は、打撃を活かすため、指名打者での出場が多かった。今季、捕手で1試合も出場がなかった森は、高卒2年目とは思えない打撃を披露。打率.287、17本塁打68打点と、打点は松井秀喜氏の2年目よりも高い数字をマークしている。
一方の近藤は、正捕手の大野奨太、2番手の市川友也が故障で出遅れたこともあり、春先はスタメンマスクを被ることが多かった。大野が復帰してから、しばらくは捕手で先発出場していたが、7月以降は指名打者での出場が増えた。シーズン前半戦は捕手、後半戦は指名打者で起用された近藤は、打率リーグ3位の.326を記録している。
その他の指名打者の打撃成績は以下の通り。
【6球団の指名打者の打撃成績】
●ソフトバンク
李大浩
141試 率.282 本31 点98
●日本ハム
近藤健介
129試 率.326 本8 点60
●ロッテ
デスパイネ
103試 率.258 本18 点62
●西武
森友哉
138試 率.287 本17 点68
●オリックス
糸井嘉男
132試 率.262 本17 点68
●楽天
ペーニャ
125試 率.268 本17 点40