ソフトバンクの本拠地・福岡ヤフオク!ドームに今年から『ホームランテラス』が新設された。『ホームランテラス』は外野フェンスの手前にせり出すような形で設けられ、そこに打球が入ればホームランとなる。新たに『ホームランテラス』が設置されたことで、昨季はチーム本塁打リーグ5位の95本塁打から今季はリーグトップの141本まで上昇。ヤフオクドームでも、昨季の34本から77本まで増えた。
ヤフオクドームを本拠地にしているソフトバンクの選手が、どれだけ『ホームランテラス』の恩恵を受けていたのか見ていくと、松田宣浩は本拠地で放った本塁打の23本中12本がテラス弾。昨季までの自己最多本塁打は11年に記録した25本。それが今季は、11年の25本塁打から10本多い35本まで伸び、中村剛也(西武)とホームラン王を争った。松田は9月5日の楽天戦で、『ホームランテラス弾』で自身初のシーズン30号を達成した際には「30本という数字を掲げて10年やってきた。うれしい」とコメントしている。
今季から打順を4番から5番に変更し、来日最多の31本塁打を放った李大浩も、21本中9本がテラス弾だった。これまではフェンス直撃だった打球が、『ホームランテラス』が新設されたことで、もともと長打力のあった松田、李大浩、柳田悠岐には大きなプラスになったはず。
一方で開幕前に首位打者と本塁打王の目標を掲げていた内川聖一は、今季は4番という重圧に加え、故障などもあり本塁打数は伸びなかった。それでも、シーズン通してヤフオクドームで放った本塁打数は5本(3本がテラス弾)と、昨年より1本増えている。
広い球場だったこともあり投手有利と言われていたヤフオク!ドームだが、その傾向も変わりつつありそうだ。
【ソフトバンクのシーズンホームランテラス弾】
松田宣浩(12本 / 23本)
李大浩 (9本 / 21本)
柳田悠岐(4本 / 13本)
内川聖一(3本 / 5本)
今宮健太(3本 / 4本)
吉村裕基(2本 / 3本)
長谷川勇也(2本 / 3本)
中村晃(1本 / 1本)
※(テラス弾 / ヤフオクドームで放った本塁打数)
ヤフオクドームを本拠地にしているソフトバンクの選手が、どれだけ『ホームランテラス』の恩恵を受けていたのか見ていくと、松田宣浩は本拠地で放った本塁打の23本中12本がテラス弾。昨季までの自己最多本塁打は11年に記録した25本。それが今季は、11年の25本塁打から10本多い35本まで伸び、中村剛也(西武)とホームラン王を争った。松田は9月5日の楽天戦で、『ホームランテラス弾』で自身初のシーズン30号を達成した際には「30本という数字を掲げて10年やってきた。うれしい」とコメントしている。
今季から打順を4番から5番に変更し、来日最多の31本塁打を放った李大浩も、21本中9本がテラス弾だった。これまではフェンス直撃だった打球が、『ホームランテラス』が新設されたことで、もともと長打力のあった松田、李大浩、柳田悠岐には大きなプラスになったはず。
一方で開幕前に首位打者と本塁打王の目標を掲げていた内川聖一は、今季は4番という重圧に加え、故障などもあり本塁打数は伸びなかった。それでも、シーズン通してヤフオクドームで放った本塁打数は5本(3本がテラス弾)と、昨年より1本増えている。
広い球場だったこともあり投手有利と言われていたヤフオク!ドームだが、その傾向も変わりつつありそうだ。
【ソフトバンクのシーズンホームランテラス弾】
松田宣浩(12本 / 23本)
李大浩 (9本 / 21本)
柳田悠岐(4本 / 13本)
内川聖一(3本 / 5本)
今宮健太(3本 / 4本)
吉村裕基(2本 / 3本)
長谷川勇也(2本 / 3本)
中村晃(1本 / 1本)
※(テラス弾 / ヤフオクドームで放った本塁打数)