「金本監督の好きなようにして頂いて、最高に使いやすい信用できる選手になる」
4年ぶりに復帰した阪神での入団会見で、このように語った藤川球児。日米通算222セーブを記録する藤川が先発、リリーフのどちらで起用されるか注目が集まる。
まずは阪神のリリーフ事情を見てみると、抑えは昨季まで2年連続で最多セーブのタイトルを獲得した呉昇桓が、カージナルスへ移籍。呉昇桓がチームを去ったこともあり、阪神は18日に、新守護神候補としてラファエル・ドリス投手の獲得を発表。7日には同じく抑え候補のマルコス・マテオと契約が成立した。2人の抑え投手を獲得している状況だ。中継ぎ陣もベテランの福原忍、安藤優也に加えて、FAで獲得した高橋聡文、若手の歳内宏明、松田遼馬などがいる。
一方の先発はというと、高卒1年目から3年連続二ケタ勝利を達成した藤浪晋太郎を筆頭に、昨季開幕投手を務めたメッセンジャー、左の能見篤史、岩田稔の4人がローテーションの一角として投げ、5番手以降は、岩崎優、岩貞祐太らが争うことが予想される。
こうしたチーム事情を踏まえて金本知憲監督は、藤川の起用法について、1月1日に放送された『新春 ぷいぷいwithタイガース~“ぼん”と正月』(MBS)で「先発の準備をしといてくれと伝えました。最初からリリーフで行くとなると準備が違ってくる。リリーフから先発は、なかなか厳しい。先発の準備をしておくと、リリーフはいきやすい」と話し、「球児は、球種も色々と投げられるので、わりと器用なんです。そう意味では先発向きかもしれませんね」と先発での起用を示唆した。
藤川は日米通算222セーブを記録するなど抑えのイメージが強いが、昨年6月に入団した四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスでは、リリーフだけでなく先発を務めている。同年の9月7日の香川戦で完封勝利を挙げるなど、先発での調整は問題ない。
新守護神候補のドリスとマテオの2人のどちらかが、抑えとして機能し、福原、安藤を始めとした中継ぎ陣が役割を果たせば、藤川はリリーフに転向することなく先発で起用されていきそうだ。
4年ぶりに復帰した阪神での入団会見で、このように語った藤川球児。日米通算222セーブを記録する藤川が先発、リリーフのどちらで起用されるか注目が集まる。
まずは阪神のリリーフ事情を見てみると、抑えは昨季まで2年連続で最多セーブのタイトルを獲得した呉昇桓が、カージナルスへ移籍。呉昇桓がチームを去ったこともあり、阪神は18日に、新守護神候補としてラファエル・ドリス投手の獲得を発表。7日には同じく抑え候補のマルコス・マテオと契約が成立した。2人の抑え投手を獲得している状況だ。中継ぎ陣もベテランの福原忍、安藤優也に加えて、FAで獲得した高橋聡文、若手の歳内宏明、松田遼馬などがいる。
一方の先発はというと、高卒1年目から3年連続二ケタ勝利を達成した藤浪晋太郎を筆頭に、昨季開幕投手を務めたメッセンジャー、左の能見篤史、岩田稔の4人がローテーションの一角として投げ、5番手以降は、岩崎優、岩貞祐太らが争うことが予想される。
こうしたチーム事情を踏まえて金本知憲監督は、藤川の起用法について、1月1日に放送された『新春 ぷいぷいwithタイガース~“ぼん”と正月』(MBS)で「先発の準備をしといてくれと伝えました。最初からリリーフで行くとなると準備が違ってくる。リリーフから先発は、なかなか厳しい。先発の準備をしておくと、リリーフはいきやすい」と話し、「球児は、球種も色々と投げられるので、わりと器用なんです。そう意味では先発向きかもしれませんね」と先発での起用を示唆した。
藤川は日米通算222セーブを記録するなど抑えのイメージが強いが、昨年6月に入団した四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスでは、リリーフだけでなく先発を務めている。同年の9月7日の香川戦で完封勝利を挙げるなど、先発での調整は問題ない。
新守護神候補のドリスとマテオの2人のどちらかが、抑えとして機能し、福原、安藤を始めとした中継ぎ陣が役割を果たせば、藤川はリリーフに転向することなく先発で起用されていきそうだ。