各球団、春季キャンプメンバーの振り分けを発表している。期待のルーキーや若手選手は一軍スタートを切り、キャンプ、オープン戦で結果を残しブレイクするケースが多い。その一方で、春季キャンプを二軍で迎え、少ないチャンスをモノにし、一軍で活躍する選手はいるのだろうか。
昨季でいえば、二ケタ10勝を挙げた若松駿太(中日)がそうだった。若松は川上憲伸、山本昌、朝倉健太らベテランとともに二軍でキャンプイン。オープン戦も1試合しか登板はなく、開幕は当然二軍。4月14日に昇格したが、2試合に先発して再び二軍へ。
5月26日に再昇格を果たすと、チェンジアップを武器に一気に飛躍を遂げた。8月には月間4勝をマークし、月間MVPを獲得。規定投球回に到達しなかったものの、防御率2.12を記録。3年連続Bクラスに沈んだチームの中で、希望の光となった。
野手では立岡宗一郎(巨人)も二軍スタートだった。内野手登録だったが、14年オフに外野手登録に変更。外野手となって初めて臨んだキャンプは、大田泰示、堂上剛裕といった選手がアピール。オープン戦も出場機会はなく、開幕を二軍で迎えた。
二軍で腕を磨き、5月下旬に昇格。同月30日の楽天戦で、4安打を放つ活躍を見せた。その後、センターのレギュラーに定着し、8月には月間40安打を記録。規定打席に到達しなかったが、打率.304とチーム打率最下位に終わった巨人のトップバッターとしてチームを引っ張った。
その他、シーズン途中に先発ローテーションの一員として6勝を記録した山中浩史(ヤクルト)、育成から支配下登録として入団した亀沢恭平(中日)は荒木雅博とセカンドのポジョションを争うなどの活躍を見せた。
今季、二軍でキャンプをスタートする選手たちの中で、若松や立岡などのようにシーズンに入ってから大活躍する選手は現れるだろうか。
昨季でいえば、二ケタ10勝を挙げた若松駿太(中日)がそうだった。若松は川上憲伸、山本昌、朝倉健太らベテランとともに二軍でキャンプイン。オープン戦も1試合しか登板はなく、開幕は当然二軍。4月14日に昇格したが、2試合に先発して再び二軍へ。
5月26日に再昇格を果たすと、チェンジアップを武器に一気に飛躍を遂げた。8月には月間4勝をマークし、月間MVPを獲得。規定投球回に到達しなかったものの、防御率2.12を記録。3年連続Bクラスに沈んだチームの中で、希望の光となった。
野手では立岡宗一郎(巨人)も二軍スタートだった。内野手登録だったが、14年オフに外野手登録に変更。外野手となって初めて臨んだキャンプは、大田泰示、堂上剛裕といった選手がアピール。オープン戦も出場機会はなく、開幕を二軍で迎えた。
二軍で腕を磨き、5月下旬に昇格。同月30日の楽天戦で、4安打を放つ活躍を見せた。その後、センターのレギュラーに定着し、8月には月間40安打を記録。規定打席に到達しなかったが、打率.304とチーム打率最下位に終わった巨人のトップバッターとしてチームを引っ張った。
その他、シーズン途中に先発ローテーションの一員として6勝を記録した山中浩史(ヤクルト)、育成から支配下登録として入団した亀沢恭平(中日)は荒木雅博とセカンドのポジョションを争うなどの活躍を見せた。
今季、二軍でキャンプをスタートする選手たちの中で、若松や立岡などのようにシーズンに入ってから大活躍する選手は現れるだろうか。