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天国か地獄か!? 中日の契約更改が今年もスゴい…

 国際大会「プレミア12」も終了し、本格的に野球シーズンの終わりを迎えつつある2015年。これからは契約更改や選手の移籍といったストーブリーグに注目は移っていく。

 侍ジャパンが激闘を繰り広げている裏でも、粛々と行なわれていた各球団の契約更改。特に目を引く動きを見せたのが中日だった。

 いきなりドラフト2位ルーキー・浜田智博に減額制限いっぱい(※)の25%ダウンを提示すると、ドラフト6位の井領雅貴も同日に25%ダウンで更改。最終的には1位の野村亮介と3位の友永翔太にも25%ダウンが提示され、5位の加藤匠馬も24%ダウン。ルーキーたちにも容赦ない大ナタが振られた。(※元の年俸が1億円以下の選手は25%、1億円以上の選手は40%が制限として決められている)

 それでも、ドラフト7位入団ながら終盤にレギュラーを掴む勢いを見せた遠藤一星は、50%アップの1500万円(推定)で契約を更改した。はたらいた選手はその分上がり、期待に見合わなかった選手はバッサリ下げられる。新人であるかとうかは関係ないのだ。

 この姿勢は終始一貫されており、この後も減額制限いっぱいの25%ダウンは続出。かつての主戦右腕・伊藤準規や、内野のポジション獲りに期待がかかった三ツ俣大樹、谷哲也といったところが制限いっぱいで更改している。

 この一方で、大幅なアップを勝ち取った選手というのも大勢いる。右の大砲として開花の兆しを見せた福田永将は131%アップ(650万円→1500万円/推定)で更改し、ドラ1入団から野手転向を経てプロ8年目で初安打を放った赤坂和幸は195%アップ(440万円→1300万円/推定)を記録。テスト生として中日のキャンプに参加し、支配下登録を勝ち取って大ブレイクを果たした亀沢恭平は355%アップ(440万円→2000万円/推定)を勝ち取った。

 極めつけは21日に交渉を行った若松駿太で、これまで一軍未勝利ながら高卒3年目で2ケタ勝利を挙げる覚醒を見せた右腕はなんと555%の超大幅アップ。本人も「本当にいいのかな...」と驚嘆してしまうような上げ幅で大きな話題となった。

 こうなると気になるのが、まだ契約更改が済んでいない選手たち。外国人選手を除くと、残っているのは大野雄大や平田良介といった日本代表組と、3年目左腕の浜田達郎、FAの間で揺れた藤井淳志、そして岩瀬仁紀といったところ。特に昨オフに一悶着あった平田や、今シーズン全休となった岩瀬仁紀の金額には注目が集まる。

 はたらいたらアップ、はたらかなければダウン…。その方針を徹底し、忠実に遂行していく中日の契約更改から目が離せない。

今オフの中日・主なアップ/ダウン

<アップ>
555% 若松駿太(投手/3年目)
355% 亀沢恭平(内野手/4年目)
195% 赤坂和幸(外野手/8年目)
131% 福田永将(内野手/9年目)
67% 八木智哉(投手/10年目)

<ダウン>
25% 野村亮介(投手/1年目)
25% 浜田智博(投手/1年目)
25% 友永翔太(外野手/1年目)
25% 石川駿(内野手/1年目)
25% 井領雅貴(外野手/1年目)
25% 阿知羅拓馬(投手/2年目)
25% 伊藤準規(投手/7年目)
25% 三ツ俣大樹(内野手/5年目)
25% 谷哲也(内野手/8年目)

※金額はすべて推定
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