巨人の小林誠司捕手が来季、勝負のプロ3年目を迎える。
今季は阿部慎之助の一塁コンバートもあり、開幕スタメンの座を掴んだ。しかし、波に乗れないチームの中で自らも安定感を欠き、初の二軍落ちを経験。相川亮二の2度の故障もあり1年目を上回る70試合に出場したが、打率.226、2本塁打、13打点の成績に終わり、正捕手確保のチャンスを逃した。
契約更改では100万円アップの2600万円と微増。「来季は見返すつもりでやっていきたい。守備だけではなくて、打つほうでもしっかりアピールして、自分自身がチームを引っ張っていけるように」と新シーズンへの抱負を語った。
来季からは高橋新体制となり、ここへ来て阿部の捕手再転向案も浮上している。投手陣からも阿部の捕手復帰を望む声が出ており、正捕手を狙う身としては複雑な心境だろう。
さらに今季は、チーム一筋17年の加藤健がキャリア最多となる35試合に出場。後半戦はアーロン・ポレダの専属捕手として存在感を示した。相川も2度の故障に泣きながらも打率.313をマーク。「チームの力になれなければ、身を引くとき」と、引退覚悟でプロ22年目のシーズンに挑む。他にも控え捕手としての実績十分な実松一成もおり、捕手陣には実績のあるベテランが顔を揃える。
チームとしても得点力アップを優先するのであれば、打力に長ける阿部や相川を中心に据えるのも一手。阿部は首痛を抱えるなど満身創痍だが、捕手起用が可能ならば一塁に新戦力のギャレット・ジョーンズ等、長打力のある打者を置くことができる。ディフェンス面の不安はあるが、そこは12球団1位の防御率(2.78)を誇る投手陣。ベテラン勢の衰えも、共同作業である程度は軽減できるはずだ。
ただし、来季で相川が40歳、阿部が37歳、加藤と実松が35歳と、捕手陣の高齢化は深刻。27歳となる小林が正捕手に君臨できればベストだが、今季を見る限り、淡泊な打撃やリード面など課題は多い。
常に勝利が求められるチームの中では、コツコツと結果を積み上げて行くしかない。仮にキャンプ、オープン戦でアピールに失敗すれば、プロ初の開幕二軍スタートもあるかもしれない。(金額は推定)
今季は阿部慎之助の一塁コンバートもあり、開幕スタメンの座を掴んだ。しかし、波に乗れないチームの中で自らも安定感を欠き、初の二軍落ちを経験。相川亮二の2度の故障もあり1年目を上回る70試合に出場したが、打率.226、2本塁打、13打点の成績に終わり、正捕手確保のチャンスを逃した。
契約更改では100万円アップの2600万円と微増。「来季は見返すつもりでやっていきたい。守備だけではなくて、打つほうでもしっかりアピールして、自分自身がチームを引っ張っていけるように」と新シーズンへの抱負を語った。
来季からは高橋新体制となり、ここへ来て阿部の捕手再転向案も浮上している。投手陣からも阿部の捕手復帰を望む声が出ており、正捕手を狙う身としては複雑な心境だろう。
さらに今季は、チーム一筋17年の加藤健がキャリア最多となる35試合に出場。後半戦はアーロン・ポレダの専属捕手として存在感を示した。相川も2度の故障に泣きながらも打率.313をマーク。「チームの力になれなければ、身を引くとき」と、引退覚悟でプロ22年目のシーズンに挑む。他にも控え捕手としての実績十分な実松一成もおり、捕手陣には実績のあるベテランが顔を揃える。
チームとしても得点力アップを優先するのであれば、打力に長ける阿部や相川を中心に据えるのも一手。阿部は首痛を抱えるなど満身創痍だが、捕手起用が可能ならば一塁に新戦力のギャレット・ジョーンズ等、長打力のある打者を置くことができる。ディフェンス面の不安はあるが、そこは12球団1位の防御率(2.78)を誇る投手陣。ベテラン勢の衰えも、共同作業である程度は軽減できるはずだ。
ただし、来季で相川が40歳、阿部が37歳、加藤と実松が35歳と、捕手陣の高齢化は深刻。27歳となる小林が正捕手に君臨できればベストだが、今季を見る限り、淡泊な打撃やリード面など課題は多い。
常に勝利が求められるチームの中では、コツコツと結果を積み上げて行くしかない。仮にキャンプ、オープン戦でアピールに失敗すれば、プロ初の開幕二軍スタートもあるかもしれない。(金額は推定)