昨季故障に泣いた巨人の内海哲也が2日、初日に続き2日連続でブルペンに入った。昨秋のキャンプでは左肩を痛めていたこともあり、ノースローで調整。左肩の状態が心配されたが、1日は捕手に中腰に構えた状態で30球、2日は変化球を交えて50球の投げ込みを行った。かつて巨人のエースに君臨した左腕は、復活に向けて必死に汗を流している。
昨季は開幕前に左前腕部の炎症で出遅れたことが、かなり響いた。6月5日ソフトバンク戦で一軍初昇格したものの、4回途中5失点でノックアウト。その後は一、二軍を往復し、05年以降では、自身ワーストとなる2勝。06年から続いていた連続規定投球回も9でストップした。12月に行われた契約更改の席でも「成績は最悪。ありえない数字」と振り返っている。
悔しい結果に終わり、今季に懸ける思いが強い内海。だが、故障で離脱している間に、マイコラス、高木勇人、ポレダが先発ローテーションに定着し、同じ左腕の田口麗斗が台頭した。これまでは開幕に向けて調整していく立場だったが、昨季不本意な結果に終わったこともあり、再び先発を奪いにいかなければならない状況となっている。
それでも、高橋由伸監督は就任会見で「阿部、長野、坂本、菅野、内海、このへんが中心にならないと強いチームは作れないと思う」と話すなど、中心選手としての働きを求めている。指揮官の期待に応えるためにも、開幕先発ローテーションを勝ち取り、13年以来の二ケタ勝利を挙げて“復活”を遂げたいところだ。
【内海哲也の昨季成績】
15年:5試 2勝1敗 防5.01
昨季は開幕前に左前腕部の炎症で出遅れたことが、かなり響いた。6月5日ソフトバンク戦で一軍初昇格したものの、4回途中5失点でノックアウト。その後は一、二軍を往復し、05年以降では、自身ワーストとなる2勝。06年から続いていた連続規定投球回も9でストップした。12月に行われた契約更改の席でも「成績は最悪。ありえない数字」と振り返っている。
悔しい結果に終わり、今季に懸ける思いが強い内海。だが、故障で離脱している間に、マイコラス、高木勇人、ポレダが先発ローテーションに定着し、同じ左腕の田口麗斗が台頭した。これまでは開幕に向けて調整していく立場だったが、昨季不本意な結果に終わったこともあり、再び先発を奪いにいかなければならない状況となっている。
それでも、高橋由伸監督は就任会見で「阿部、長野、坂本、菅野、内海、このへんが中心にならないと強いチームは作れないと思う」と話すなど、中心選手としての働きを求めている。指揮官の期待に応えるためにも、開幕先発ローテーションを勝ち取り、13年以来の二ケタ勝利を挙げて“復活”を遂げたいところだ。
【内海哲也の昨季成績】
15年:5試 2勝1敗 防5.01