ニュース 2016.02.05. 18:00

各球団、頭を悩ます正捕手問題 レギュラーへの近道は打撃力?

無断転載禁止
正捕手を目指す巨人の小林誠司
 15年シーズンは、長年正捕手を務めていた阿部慎之助(巨人)が一塁へコンバートしたことで小林誠司とFA入団の相川亮二、西武は炭谷銀仁朗と森友哉など、各球団で正捕手争いが勃発。その中でレギュラーを掴んだのは、中村悠平(ヤクルト)のみ。経験がモノをいうポジションなだけに、その難しさを実感する1年となった。

 各球団捕手を固定できなかったこともあり、1年経過した今季も、正捕手争いが繰り広げられている。巨人は、今季から阿部が捕手再転向。早速キャンプでは、若手投手にアドバイスを送る場面も。阿部から助言をもらった田原誠次は「要点を教えてくれるので、わかりやすいです」と感謝した。若手だけでなくベテランの内海哲也の球を受けるなど、存在感を見せている。

 昨季、レギュラーを奪えなかった小林もその座を虎視眈々と狙う。打撃を課題にしているが、守備では2年連続で盗塁阻止率4割以上と強肩を武器にする。阿部が今年の3月で37歳を迎えることを考えれば、小林は正捕手を勝ち取るだけのアピールが欲しいところだ。

 阪神は、昨季チーム最多の71試合でマスクを被った藤井彰人が現役引退。ベテランの鶴岡一成、3年目の梅野隆太郎、ルーキーの坂本誠志郎らで争うことが予想される。その中でも、坂本は4日に行われた盗塁練習で、8回中5回盗塁を阻止し、強いインパクトを残した。矢野作戦兼バッテリーコーチは、送球に大きな癖がないと絶賛している。

 ただ、どの捕手にも言えることだが、レギュラーを獲得するためには守備だけでなく、最低限の打撃力が求められる。歴代を見ても、古田敦也、城島健司、阿部、谷繁元信など、打撃でも一定の結果を残していた。そういった意味では、レギュラーの近道は打撃といえそうだ。各球団正捕手と呼べる存在がほとんどいない中、今季その座を自ら掴む捕手は何人現れるだろうか。

【PR】読売ジャイアンツを観戦するなら「DAZN Baseball」

阿部慎之助監督のもと、新たなチーム作りを進める巨人。戸郷翔征を軸とした投手陣の整備、主砲・岡本和真のさらなる進化が覇権奪回のカギを握る!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西