ニュース 2016.02.11. 10:30

シーズン中に育成から支配下になる難しさ…その中で活躍した選手は?

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ソフトバンクでプレーするバリオス
 昨季DeNAから戦力外通告を受け、オリックスの春季キャンプにテスト生として参加していた大田阿斗里が育成契約を結んだ。当面は、他の育成選手と同じように、70人の支配下登録枠に入ることが目標となる。また、この70人の枠に入らなければ、一軍でプレーすることができない。シーズン中に支配下となる場合は、7月31日までがタイムリミット。残された時間は長いようで短い。

 昨季、支配下登録を勝ち取った選手は、81人中13人。そのうち一軍でプレーした選手は、9人。そこから一軍定着となると、さらに減少する。中でも、昨季目立った働きを見せた選手といえば、バリオス(ソフトバンク)が当てはまるだろう。14年まで支配下選手だったが、15年に育成契約となった。厳しい立場となったが、キャンプ、オープン戦で結果を残し、開幕前に再び支配下登録選手され、背番号『65』を掴んだ。

 開幕を一軍で迎え、五十嵐亮太が故障で出遅れたこともあり、セットアッパーを任される。初登板となった3月28日のロッテ戦から5月20日のオリックス戦まで、プロ野球記録に並ぶ開幕から17試合連続ホールドを達成した。疲れが見えた夏場に二軍落ちを経験したが、30試合に登板して、20ホールド、防御率3.18の成績。シーズン終盤こそ戦力になれなかったものの、前半戦はチームに欠かせない存在感を見せていた。

 また、今回の大田のように春季キャンプの入団テストに合格して育成契約を結び、そこから支配下選手となり活躍した例を見ると中村紀洋氏がいる。中村氏と大田の入団の経緯や実績が違うだけに、一概に比較することはできない。ただ、中村氏は07年中日で支配下選手となった後、同年の日本シリーズMVPに輝くなど結果を残している。

 今季大田を含めると、育成選手は89人。一軍でプレーするには、支配下登録選手にならなければ出場ができない。7月31日までの期間に何人の選手が、その枠を勝ち取り、昨季のバリオスや07年の中村紀洋氏のような活躍を見せることができるだろうか。

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