DeNA先発の砂田も自責点ゼロ
米アリゾナでキャンプを張る日本ハムに続き、国内でも対外試合がスタート。13日は沖縄でキャンプを行うロッテ、ヤクルト、中日、DeNAが練習試合を行い、期待の先発投手が揃って結果を残した。
石垣島で台湾・ラミゴと対戦したロッテは、高卒3年目の二木康太が4回無失点と好投。初回から3イニング連続で先頭打者の出塁を許したが、走者を背負っても焦ることなく抜群の安定感を披露した。
自身も「できすぎです」と振り返ったように、この日は直球の走りがよく6奪三振をマーク。伊東監督も「十分期待できる」と合格点を与えた。
韓国・起亜と対戦した中日は、4年目の浜田達郎が3イニングをパーフェクト。初回からストライク先行の投球が光り、打者9人に対し29球。直球とフォークのコンビネーションも良く4つの三振を奪った。
セ・リーグ同士の対決となったヤクルト対DeNAでも、両先発が揃って結果を残した。ヤクルトの杉浦稔大は2イニングを無失点。持ち前の両コーナーを丁寧に突く投球が光り、主力を並べたDeNA打線にヒットを許さなかった。
DeNAの砂田毅樹は4回までに2点を失ったが、いずれも味方の失策絡みのため自責点は0。粘りの投球で傷口を広げず、ラミレス監督の初陣勝利に貢献した。
チームの対外試合初戦で揃って好投した4投手。今後もアピールを続け、開幕ローテーションに食い込みたいところだ。