長く現役を続けている野手は、出場試合数も多くなる。それは自然なことだ。ところが、通算の出場数は多くないながらも、長い年数プロとしてのキャリアを続ける選手もいる。
決してレギュラーではないのだが、チームの泣き所を支える欠かせない存在。ここではそんな選手たちにスポットを当てるべく、『プロ15年以上の選手で、出場試合数が500試合未満』の選手がどれだけいるのかを調べてみた。
プロ18年目の加藤健(巨人)は、捕手というポジションも関係しているのか通算出場試合数は183試合。加藤は新発田農高から98年ドラフト3位で巨人に入団。いわゆる“松坂世代”の選手だ。
プロ初出場は2年目と早い一軍デビューだったが、同年のドラフト会議で阿部慎之助が入団。阿部が入団後は、長きに渡って、正捕手を務めたこともあり、出場機会が限られた。
さらに2番手捕手も実松一成、鶴岡一成(現阪神)などがいたこともあり、シーズン自己最多出場は、15年の35。特に昨年は阿部慎之助が一塁へコンバート、FA加入した相川亮二が負傷、2年目の小林誠司が伸び悩んだこともあり、出場数を増やした。
今季から阿部が再び捕手に戻ったが、持病の首痛もあり1年間プレーできる保証はない。昨季よりも出場数を増やすことができるか注目だ。
その他、実松や捕手経験のある米野智人(日本ハム)、狩野恵輔(阪神)も出場試合数が500試合未満だが、外野手の井手正太郎(DeNA)も、通算出場試合数が327だった。昨年は40試合の出場だが、打率.255、4本塁打、13打点の成績を残した。本塁打はプロ入り最多の数で、レギュラーではないがDeNAに移籍後、年々存在感が増している。
一軍半の選手の中には、若手の台頭によって年々出番を減らしていく選手が多い。生存競争が激しいプロの中で、15年以上現役を続けている選手たちは今季、どんな働きを見せてくれるだろうか。
<プロ15年以上の選手で、出場試合数が500試合未満>
【18年目】
加藤健(巨人)
通算:183試 率.216 本3 点24
実松一成(巨人)
通算:477試 率.165 本19 点57
【17年目】
米野智人(日本ハム)
通算:299試 率.206 本13 点64
【16年目】
狩野恵輔(阪神)
通算:331試 率.259 本15 点74
【15年目】
井手正太郎(DeNA)
通算:327試 率.235 本14 点85
決してレギュラーではないのだが、チームの泣き所を支える欠かせない存在。ここではそんな選手たちにスポットを当てるべく、『プロ15年以上の選手で、出場試合数が500試合未満』の選手がどれだけいるのかを調べてみた。
プロ18年目の加藤健(巨人)は、捕手というポジションも関係しているのか通算出場試合数は183試合。加藤は新発田農高から98年ドラフト3位で巨人に入団。いわゆる“松坂世代”の選手だ。
プロ初出場は2年目と早い一軍デビューだったが、同年のドラフト会議で阿部慎之助が入団。阿部が入団後は、長きに渡って、正捕手を務めたこともあり、出場機会が限られた。
さらに2番手捕手も実松一成、鶴岡一成(現阪神)などがいたこともあり、シーズン自己最多出場は、15年の35。特に昨年は阿部慎之助が一塁へコンバート、FA加入した相川亮二が負傷、2年目の小林誠司が伸び悩んだこともあり、出場数を増やした。
今季から阿部が再び捕手に戻ったが、持病の首痛もあり1年間プレーできる保証はない。昨季よりも出場数を増やすことができるか注目だ。
その他、実松や捕手経験のある米野智人(日本ハム)、狩野恵輔(阪神)も出場試合数が500試合未満だが、外野手の井手正太郎(DeNA)も、通算出場試合数が327だった。昨年は40試合の出場だが、打率.255、4本塁打、13打点の成績を残した。本塁打はプロ入り最多の数で、レギュラーではないがDeNAに移籍後、年々存在感が増している。
一軍半の選手の中には、若手の台頭によって年々出番を減らしていく選手が多い。生存競争が激しいプロの中で、15年以上現役を続けている選手たちは今季、どんな働きを見せてくれるだろうか。
<プロ15年以上の選手で、出場試合数が500試合未満>
【18年目】
加藤健(巨人)
通算:183試 率.216 本3 点24
実松一成(巨人)
通算:477試 率.165 本19 点57
【17年目】
米野智人(日本ハム)
通算:299試 率.206 本13 点64
【16年目】
狩野恵輔(阪神)
通算:331試 率.259 本15 点74
【15年目】
井手正太郎(DeNA)
通算:327試 率.235 本14 点85