フォームが安定せずほろ苦い実戦デビュー
中日の小笠原慎之介投手が28日、韓国・LGとの練習試合で実戦デビューを果たし、1イニングを1安打2四球1失点の内容で降板した。
小笠原は4-6で迎えた7回から、3番手として登板。先頭打者のソ・サンウをカウント2-2と追い込んだが、直球がコースに決まらず四球。続くアン・イクフンにもストレートの四球を与え、6球連続ボールで無死一、二塁のピンチを招いた。
続くヒメネスは三邪飛に打ち取ったが、左打者のソン・ジュインは遊撃への内野安打。一死満塁とされたあと、ムン・ソンジュに右翼への犠飛を打たれ失点。それでも最後はユ・ガンナムを捕邪飛に退け、何とか最少失点で切り抜けた。
小笠原は1回23球を投げ、1安打2四球1失点の内容。球威は感じさせたものの全体的に制球に苦しみ、ほろ苦い実戦デビューとなった。