片岡治大、村田修一、大竹寛…。FAで巨人に入団した選手たちが、苦境に立たされている。
13年オフに西武から移籍してきた片岡は、長年固定することができなかった二塁のレギュラーとしての期待を受けて入団した。1年目の14年は、打率.252と苦しんだものの、チーム最多となる24盗塁をマーク。2年目は36犠打を記録したが、打率は.244と再び低迷。FAで入団してから小技や走塁で存在感を見せたものの、打撃では結果を残すことができていない。
今季からは、ロッテ時代の昨季、打率.255ながら16本塁打、73打点を記録し、二塁でゴールデングラブ賞を受賞したクルーズが加入。練習試合やオープン戦では、クルーズが先発で起用されており、片岡はベンチスタートが続いている。クルーズは二塁だけでなく、三塁や遊撃も守ることができるが、現時点では二塁で起用されることが濃厚。巨人3年目の片岡は正念場を迎えている。
12年に巨人入りした村田も、厳しい立ち場だ。移籍1年目から3年連続で140試合以上に出場し、チームの中心選手として活躍。一転して昨季は、打撃不振や故障に悩まされ、移籍後ワーストの成績に終わった。
今季は、2年目の岡本和真と三塁のレギュラーポジションを争う。実戦が始まったばかりということもあり、高橋由伸新監督は、岡本を積極的に起用している。岡本にレギュラーを奪われたくない村田も、途中出場した2月27日のヤクルト戦で、左中間を破るタイムリー二塁打、28日も安打を記録した。少ないチャンスで、結果を残しアピールする村田は、シーズンの開幕を三塁のスタメンで迎えることができるだろうか。
片岡とともに13年オフ、FAで広島から巨人に加入した大竹寛も本来の力を発揮できずにいる。先発ローテーションの一員として活躍が期待された大竹は、1年目こそ9勝をマークしたが、2年目の昨季はわずか3勝止まり。
復活を期す今季は、左太もも裏の肉離れにより、キャンプはリハビリ組でのスタートと、出遅れた。ただ、巨人の先発枠は菅野智之を除くと、横一線という状況で、チャンスはある。まずはケガを治し、一軍で投げられる状態に戻したい。
その他にもスタメンマスクを目指す相川亮二、故障によりシーズン後半から復帰を目指す杉内俊哉などもいる。厳しい立場に置かれているFA組。この状況を打破し、結果を残すことができるだろうか。
13年オフに西武から移籍してきた片岡は、長年固定することができなかった二塁のレギュラーとしての期待を受けて入団した。1年目の14年は、打率.252と苦しんだものの、チーム最多となる24盗塁をマーク。2年目は36犠打を記録したが、打率は.244と再び低迷。FAで入団してから小技や走塁で存在感を見せたものの、打撃では結果を残すことができていない。
今季からは、ロッテ時代の昨季、打率.255ながら16本塁打、73打点を記録し、二塁でゴールデングラブ賞を受賞したクルーズが加入。練習試合やオープン戦では、クルーズが先発で起用されており、片岡はベンチスタートが続いている。クルーズは二塁だけでなく、三塁や遊撃も守ることができるが、現時点では二塁で起用されることが濃厚。巨人3年目の片岡は正念場を迎えている。
12年に巨人入りした村田も、厳しい立ち場だ。移籍1年目から3年連続で140試合以上に出場し、チームの中心選手として活躍。一転して昨季は、打撃不振や故障に悩まされ、移籍後ワーストの成績に終わった。
今季は、2年目の岡本和真と三塁のレギュラーポジションを争う。実戦が始まったばかりということもあり、高橋由伸新監督は、岡本を積極的に起用している。岡本にレギュラーを奪われたくない村田も、途中出場した2月27日のヤクルト戦で、左中間を破るタイムリー二塁打、28日も安打を記録した。少ないチャンスで、結果を残しアピールする村田は、シーズンの開幕を三塁のスタメンで迎えることができるだろうか。
片岡とともに13年オフ、FAで広島から巨人に加入した大竹寛も本来の力を発揮できずにいる。先発ローテーションの一員として活躍が期待された大竹は、1年目こそ9勝をマークしたが、2年目の昨季はわずか3勝止まり。
復活を期す今季は、左太もも裏の肉離れにより、キャンプはリハビリ組でのスタートと、出遅れた。ただ、巨人の先発枠は菅野智之を除くと、横一線という状況で、チャンスはある。まずはケガを治し、一軍で投げられる状態に戻したい。
その他にもスタメンマスクを目指す相川亮二、故障によりシーズン後半から復帰を目指す杉内俊哉などもいる。厳しい立場に置かれているFA組。この状況を打破し、結果を残すことができるだろうか。