パワーだけでなく、スピードも秘める中距離打者
オリックスの新助っ人ブライアン・ボグセビック外野手が2日、ロッテ戦とのオープン戦(京セラD)の初回に、名刺代わりの先頭打者弾を放った。
左投げ左打ちのボグセビックは、「1番・中堅」でスタメン出場。0-1で迎えた1回裏、ロッテ先発・石川の直球にバット出すと、逆方向へ飛んだ打球はフラフラと左翼席ポール際に吸い込まれた。
同選手はメジャー通算19本塁打をマーク。当初は4番候補と言われていたが、キャンプ中からシュアな打撃と非凡な脚力を披露。メジャーでは高い盗塁成功率も残しており、1番打者としての適性も秘める。
2打席目はボール球をキッチリ見極め四球を奪取。オリックスはこの試合、同じく新外国人のブレント・モレル内野手、加入2年目のトニ・ブランコ内野手が揃ってスタメン出場。投手陣も含め外国人枠を巡る争いは熾烈だが、ボグセビックが1番にハマれば面白そうだ。
【オリックス:ロッテ戦のスタメン】
1番(中):ポグセビック
2番(二):西野
3番(遊):中島
4番(三):モレル
5番(指):ブランコ
6番(一):小谷野
7番(左):T-岡田
8番(捕):伊藤
9番(右):駿太
先発投手:金子