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【センバツ】東日本勢が全滅…“波乱の大会”を勝ち抜いた4強は? 大会9日目の試合結果

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第88回選抜高校野球大会・28日の結果
 第88回選抜高校野球大会も9日目が終了。ついにベスト4が出揃った。

 優勝候補の大本命と目された大阪桐蔭(大阪)や、史上3校目のセンバツ連覇を目指した敦賀気比(福井)、注目右腕・藤嶋を擁した東邦(愛知)などなど、大会前に評価の高かったチームが脱落する中、4強に生き残ったのはどこか。

 第1試合と第2試合は、なんと近畿勢同士の潰し合いに。今大会はじめての1日4試合開催のため、朝の8時30分に開始した智弁学園(奈良)-滋賀学園(滋賀)の一戦では、智弁学園のエース・村上が圧巻の投球を披露。

 走者を許したのは3回と6回の2回だけ。2試合で18得点を挙げて勝ち上がってきた滋賀学園打線をわずか2安打に封じ、シャットアウトした。

 第2試合の龍谷大平安(京都)-明石商(兵庫)の一戦は、白熱した投手戦に。1-1のまま両者譲らず延長線へ突入すると、12回裏についに決着の時を迎える。

 急な雨が降りしきる中、龍谷大平安が一死三塁のチャンスを作ると、明石商は連続敬遠で満塁策を採る。明石商のエース・吉高は1人を空振り三振に打ちとってあと一人とするも、最後に甘く入ったボールを龍谷大平安の1番・小川が逃さずにフルスイング。打球は左中間に落ち、龍谷大平安がサヨナラ勝ちで準々決勝突破を決めた。


 延長サヨナラの興奮も冷めやらぬ中、第3試合では“東日本最後の砦”となった木更津総合(千葉)が登場。対するは強打で勝ち上がってきた秀岳館(熊本)。秋の関東王者と九州王者による対決も、最後まで1点を争う攻防となる。

 木更津総合の左腕エース・早川は、前日の試合で16得点を挙げた強打の秀岳館打線を翻弄。8回までスコアボードに「0」を並べ、虎の子の1点を守りぬく。

 ところが迎えた9回、先頭打者に四球を与えると、二死ながら三塁のピンチ。あと一人のところで迎えた5番・天本に四球を選ばれると、続く広部の放ったゴロは二塁手のグラブの先を抜けてライトへ。土壇場で試合が振り出しに戻る。

 こうなると押せ押せの秀岳館打線。7番の堀江は早川が投じた139球目のボールを振りぬくと、打球は左中間に落ちた。9回二死からの脅威の粘り。秀岳館が逆転サヨナラ勝ちで準決勝進出を掴んだ。

 そして最後の第4試合では高松商(香川)の猛打が爆発。前年王者・敦賀気比(福井)を破って勝ち上がってきた海星(長崎)投手陣を序盤で打ち崩すと、5回以降は2・2・3・3・4と得点を刻み、終わってみれば22安打で17得点を挙げた。

 失策が4つに失点も8点と、高松商を率いる長尾監督は冴えない表情を浮かべたが、秋の神宮王者がその強さを発揮し、51年ぶりとなるセンバツ準決勝進出を果たした。

 ベスト4の顔ぶれは、智弁学園(奈良)、龍谷大平安(京都)、秀岳館(熊本)、高松商(香川)の4チームに決定。あす29日(火)は試合がなく、準決勝は30日(水)の開催となる。

 最後に笑うのはどのチームか…。準決勝、決勝と見逃せない戦いが続く。
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