● ブルワーズ 3 － 6 マーリンズ ○
＜現地時間4月29日　ミラー・パーク＞

　マーリンズのイチローが現地時間29日（日本時間30日）、今季2度目となるスタメン1番で、2安打1打点、1四球1盗塁と躍動。チームも6連勝とし、勝率5割に復帰した。

　マーリンズは前日のドジャース戦後に、正二塁手のディー・ゴードンの薬物使用規定違反が発覚。不動のリードオフマンには80試合の出場停止処分が科せられ、この試合は「1番・右翼」でイチローを起用した。

　イチローは初回の打席で、さっそく右前打をマーク。続く2番プラードの打席で二盗に成功すると、これがメジャー史上38人目の通算500盗塁。さらに2900安打＆500盗塁達成は、メジャー史上8人目の偉業となった。

　マーリンズはイチローの出塁を口火に5番ボアが先制3ラン。ボアは3回にも適時二塁打を放つなど、この試合3安打5打点の大活躍だった。

　イチローは2打席凡退のあと、5－0で迎えた7回の第4打席に四球で出塁。二死二塁で迎えた9回の打席は左前適時打を放ち、17日のブレーブス戦以来となる今季2打点目をマークした。

　1番起用に応えたレジェンドは、この試合4打数2安打、1四球1盗塁1打点の活躍で打率は.345。メジャー通算安打は2945本となり、歴代単独32位へ浮上。さらに節目の3000安打へ、残り55本とした。