ニュース 2016.06.02. 11:04

ヤンキース田中、今季11戦目で初黒星 中4日で6回2失点も打線が零敗

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ブルージェイズ戦に先発し、6回2失点で降板したヤンキースの田中
○ ブルージェイズ 7 - 0 ヤンキース ●
<現地時間6月1日 ロジャース・センター>

 ヤンキースの田中将大が現地時間1日(日本時間2日)、敵地でのブルージェイズ戦に中4日で先発登板。6回2失点と粘ったが、打線の援護なく今季初黒星(3勝)を喫した。

 この日の田中は、ボール先行の苦しい投球。2回は自らの牽制悪送球で二死三塁のピンチを作ったが、8番ピラーを三ゴロに打ち取った。

 3回は2本の内野安打で無死一、二塁とされたあと、2番ドナルドソン、3番エンカーナシオン、4番ソーンダースの強力上位打線と対峙。ここでもボール先行でカウントを悪くしたが、いずれの飛球も外野手の正面を突き、事なきを得た。

 しかし0-0の5回、先頭の9番バーニーに右前打を許すと、一死二塁から昨季の打点王・ドナルドソンに外角のスライダーを上手く右前へ運ばれた。先制点を失った田中は、続く6回も先頭のソーンダースに二塁打を許すと、続く5番スモークの飛球を中堅手・エルズベリーが落球。思わぬ形で無死一、三塁のピンチを背負うと、次打者の二ゴロ併殺間に2点目を失った。

 田中は6回104球、7安打2失点(自責点1)、2三振1四球の内容で降板。久々の中4日で本来の投球とは行かなかったが、しっかりと先発の役割は果たした。

 エースを援護したい打線だったが、相手先発・サンチェスの前に沈黙。田中のあとを受けた中継ぎ陣も7回に大量5点を失い、ヤンキースはこのカード3戦全敗。今季通算でもブルージェイズ戦は5連敗となった。

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