29日、『S1』(TBS系)にVTR出演した野村克也氏が、現地時間28日(日本時間29日)に行われたパイレーツ戦に先発したレンジャーズ・ダルビッシュ有の復帰登板を解説した。
ダルビッシュといえば、昨年3月にトミージョン手術を受け、15年シーズンはリハビリに費やした。その間に肉体改造を敢行し、手術前約100キロだった体重をリハビリ期間中に増やした。野村氏はダルビッシュの肉体改造について、「球のスピードは天性。産まれた時に何キロ投げられるか決まっている。肉体改造して、バッターやピッチャーでも良くなったことが聞いたことがないけどね」と持論を展開。
試合はというと、先頭のジェイソにセンター前ヒットを打たれるも、続くマカチェンをスライダーで空振り三振。この三振を斬ったスライダーに「(打者が)ビックリしてる。いいんじゃないの。バッターが腰引いているのは、腕が出ている証拠」と絶賛した。
野村氏が、腕が振れていると話したように、4番フリースの初球には158キロを計測するなど1回を無失点に抑える。2回以降も150キロを超えるストレートに変化球を織り交ぜ、4回までスコアボードに0を並べていく。3点リードの5回に1点を失ったが、ダルビッシュは5回を投げ、3安打、7奪三振、1失点の内容で670日ぶりに勝利した。
圧倒的なピッチングを見せたダルビッシュに野村氏は「言うことなし。故障していた不安をさらさら感じない。ダルビッシュに関しては欠点が見えないんだよ」と進化を遂げて帰ってきた日本のエースをべた褒めした。
一方、肉体改造については「ピッチャーに筋力なんてつける必要なし。これ以上(球のスピードは)速くならない」と変わらず否定。最後は「ダルビッシュ君、これはあくまで俺の意見だけど、ピッチャーは寝ても覚めても足腰。足腰を鍛えていれば十分だと思います。上半身の腕の筋力をつけるのはあんまり賛成できないんだけどね…」と締めくくった。
ダルビッシュといえば、昨年3月にトミージョン手術を受け、15年シーズンはリハビリに費やした。その間に肉体改造を敢行し、手術前約100キロだった体重をリハビリ期間中に増やした。野村氏はダルビッシュの肉体改造について、「球のスピードは天性。産まれた時に何キロ投げられるか決まっている。肉体改造して、バッターやピッチャーでも良くなったことが聞いたことがないけどね」と持論を展開。
試合はというと、先頭のジェイソにセンター前ヒットを打たれるも、続くマカチェンをスライダーで空振り三振。この三振を斬ったスライダーに「(打者が)ビックリしてる。いいんじゃないの。バッターが腰引いているのは、腕が出ている証拠」と絶賛した。
野村氏が、腕が振れていると話したように、4番フリースの初球には158キロを計測するなど1回を無失点に抑える。2回以降も150キロを超えるストレートに変化球を織り交ぜ、4回までスコアボードに0を並べていく。3点リードの5回に1点を失ったが、ダルビッシュは5回を投げ、3安打、7奪三振、1失点の内容で670日ぶりに勝利した。
圧倒的なピッチングを見せたダルビッシュに野村氏は「言うことなし。故障していた不安をさらさら感じない。ダルビッシュに関しては欠点が見えないんだよ」と進化を遂げて帰ってきた日本のエースをべた褒めした。
一方、肉体改造については「ピッチャーに筋力なんてつける必要なし。これ以上(球のスピードは)速くならない」と変わらず否定。最後は「ダルビッシュ君、これはあくまで俺の意見だけど、ピッチャーは寝ても覚めても足腰。足腰を鍛えていれば十分だと思います。上半身の腕の筋力をつけるのはあんまり賛成できないんだけどね…」と締めくくった。