交流戦前まで安定感抜群の投球を見せていたセ・リーグ左の先発投手が打ち込まれている。
3日の西武戦に先発した岩貞祐太(阪神)がその一人だ。岩貞は3日の試合前まで、リーグ2位の防御率0.88をマークし、1試合の最多失点は5月14日のDeNA戦に先発した3失点だった。しかし、3日の西武戦では2回まで無失点に抑えるも、0-0で迎えた3回二死から2つの四球と安打で満塁のピンチを招くと、4番のメヒアに第18号グランドスラムを浴びる。5回には栗山巧にタイムリー三塁打を打たれ、6回には鬼崎裕司、秋山翔吾にタイムリーを許すなど6回途中9失点でノックアウト。5月27日の巨人戦では、エース・菅野智之に投げ勝ち、自身初となる完封勝利を収めていただけに、“まさか”の敗戦となった。
5月に月間4勝を挙げた石田健大、今永昇太のDeNAサウスポーコンビも、パ・リーグ打線の餌食となった。5月4試合に登板して、月間防御率0.33の成績を残した石田は、1日の西武戦に先発。5回まで走者を出しながらも無失点で切り抜けていたが、6回に2つの四球で無死一、二塁とされると、メヒアのタイムリーで先制を許す。続く中村剛也にレフト前に運ばれ、満塁のピンチを背負うと、浅村栄斗にライトスタンドへ満塁弾を浴びた。4月3日の阪神戦以来の5失点で、今季2敗目を喫した。
4日のロッテ戦に先発したルーキーの今永も、5月6日の広島戦から自身4連勝中。さらに防御率も試合前まで1.66と安定していた。この日は本拠地・横浜の大声援を受けてマウンドとなったが、初回に角中勝也のタイムリーで先制点を献上。1-1で迎えた3回は二死から角中、ナバーロに連続四球を与えると、清田育宏に勝ち越しタイムリー。さらに鈴木大地、細谷圭、田村龍弘に連続タイムリーを浴び、この回4失点。結局、今永は3回に打席が回ってきたところで代打が送られ降板した。
左の先発投手がパの打者に打ち込まれる中、田口麗斗(巨人)は白星を手にした。交流戦開幕戦となった5月31日のオリックス戦に先発した田口は、4回まで一人も走者を出さないパーフェクトピッチング。1点リードの5回に連続タイムリーで2点を失うも、6回表に阿部慎之助が逆転2ラン。その裏、得点圏に走者を背負ったが6回を2失点に抑え、今季3勝目を挙げた。
好投を続けてきた若きサウスポーたちだが、6月に入り疲れが出てきているのも事実。もう一度ギアを入れ替え、交流戦前に見せた投球を披露したいところだ。
3日の西武戦に先発した岩貞祐太(阪神)がその一人だ。岩貞は3日の試合前まで、リーグ2位の防御率0.88をマークし、1試合の最多失点は5月14日のDeNA戦に先発した3失点だった。しかし、3日の西武戦では2回まで無失点に抑えるも、0-0で迎えた3回二死から2つの四球と安打で満塁のピンチを招くと、4番のメヒアに第18号グランドスラムを浴びる。5回には栗山巧にタイムリー三塁打を打たれ、6回には鬼崎裕司、秋山翔吾にタイムリーを許すなど6回途中9失点でノックアウト。5月27日の巨人戦では、エース・菅野智之に投げ勝ち、自身初となる完封勝利を収めていただけに、“まさか”の敗戦となった。
5月に月間4勝を挙げた石田健大、今永昇太のDeNAサウスポーコンビも、パ・リーグ打線の餌食となった。5月4試合に登板して、月間防御率0.33の成績を残した石田は、1日の西武戦に先発。5回まで走者を出しながらも無失点で切り抜けていたが、6回に2つの四球で無死一、二塁とされると、メヒアのタイムリーで先制を許す。続く中村剛也にレフト前に運ばれ、満塁のピンチを背負うと、浅村栄斗にライトスタンドへ満塁弾を浴びた。4月3日の阪神戦以来の5失点で、今季2敗目を喫した。
4日のロッテ戦に先発したルーキーの今永も、5月6日の広島戦から自身4連勝中。さらに防御率も試合前まで1.66と安定していた。この日は本拠地・横浜の大声援を受けてマウンドとなったが、初回に角中勝也のタイムリーで先制点を献上。1-1で迎えた3回は二死から角中、ナバーロに連続四球を与えると、清田育宏に勝ち越しタイムリー。さらに鈴木大地、細谷圭、田村龍弘に連続タイムリーを浴び、この回4失点。結局、今永は3回に打席が回ってきたところで代打が送られ降板した。
左の先発投手がパの打者に打ち込まれる中、田口麗斗(巨人)は白星を手にした。交流戦開幕戦となった5月31日のオリックス戦に先発した田口は、4回まで一人も走者を出さないパーフェクトピッチング。1点リードの5回に連続タイムリーで2点を失うも、6回表に阿部慎之助が逆転2ラン。その裏、得点圏に走者を背負ったが6回を2失点に抑え、今季3勝目を挙げた。
好投を続けてきた若きサウスポーたちだが、6月に入り疲れが出てきているのも事実。もう一度ギアを入れ替え、交流戦前に見せた投球を披露したいところだ。