ロッテ － オリックス
＜12回戦・QVCマリン＞

　2連敗中のロッテが4回に3点を先制した。

　両チーム無得点で迎えた4回、先頭の三木亮がセンターオーバーの三塁打で出塁すると、続く角中勝也が内野安打で出塁し、無死一、三塁のチャンスを作る。ここで4番のデスパイネは、オリックスの先発・松葉貴大が投じた外角のストレートを逆らわずにライト方向へ。これがタイムリー二塁打となり、ロッテが先制。

　先制打を放ったデスパイネは「この暑い中、石川もいいピッチングをしてくれているから、早く楽にしてあげたかった。いいタイムリーが打てたよ。久しぶりのマリンは暑いね。俺も最後まで熱く戦っていくよ」と振り返った。

　なお一死二、三塁とチャンスは続き、5番ナバーロは2ボール1ストライクからライトへ犠飛、6番鈴木大地も左中間を破るタイムリー二塁打で2点を追加した。3点目のタイムリーを放った鈴木は「みんなが繋いでくれたので、自分も繋ぐ意識だけ。しっかり最後まで、守備も攻撃も集中していきます。久しぶりのマリンで絶対に勝ちます」とコメントした。