チームスローガンに「超変革」を掲げてスタートした金本阪神。開幕直後こそ若手が期待に応えていたが、好調は長くは続かず、41勝52敗2分と大きく負け越している。チームの成績を見ても、防御率3.65はリーグ4位、チーム打率.246はリーグ最下位。開幕前に金本監督が思い描いていた状況とは、かけ離れているはずだ。
しかし、そんなチームに明るい話題を与えているのが、ルーキーの高山俊だ。「超変革」の申し子のような存在として、中日との開幕戦に「1番・左翼」で先発すると、初打席初安打を記録する最高のスタートを切った。4月は好調を維持するも、5月に入ると調子を落としていき、スタメン落ちすることも度々あった。
普通のルーキーであれば、不振から抜け出せず、二軍で再調整となるところだが、高山は、並みのルーキーではない。一時は打率を2割5分台まで下げたが、現在は.279と、調子を取り戻してきた。特に7月は打撃好調で、月間打率.386をマークする。そして、高山の存在感の大きさは勝負強さにもあり、得点圏打率はリーグ2位の.397を記録している。
紛れもない「超変革」のキープレーヤーである高山は、着実に成長した姿を見せている。残り47試合で打率3割の大台に乗せる可能性も、東京六大学の通算安打記録をもつ高山であれば、十分にありえるだろう。そう思わせる“何か”を持っている。
高山が文句なしの成績を残したとき、金本監督の目指す「超変革」が大きく前進するのは間違いないだろう。
しかし、そんなチームに明るい話題を与えているのが、ルーキーの高山俊だ。「超変革」の申し子のような存在として、中日との開幕戦に「1番・左翼」で先発すると、初打席初安打を記録する最高のスタートを切った。4月は好調を維持するも、5月に入ると調子を落としていき、スタメン落ちすることも度々あった。
普通のルーキーであれば、不振から抜け出せず、二軍で再調整となるところだが、高山は、並みのルーキーではない。一時は打率を2割5分台まで下げたが、現在は.279と、調子を取り戻してきた。特に7月は打撃好調で、月間打率.386をマークする。そして、高山の存在感の大きさは勝負強さにもあり、得点圏打率はリーグ2位の.397を記録している。
紛れもない「超変革」のキープレーヤーである高山は、着実に成長した姿を見せている。残り47試合で打率3割の大台に乗せる可能性も、東京六大学の通算安打記録をもつ高山であれば、十分にありえるだろう。そう思わせる“何か”を持っている。
高山が文句なしの成績を残したとき、金本監督の目指す「超変革」が大きく前進するのは間違いないだろう。