○ ブルージェイズ 4 － 3 ヤンキース ●
＜現地時間8月31日 ロジャース・センター＞

　ブルージェイズの川崎宗則選手が現地時間8月31日、本拠地でのヤンキース戦に「9番・二塁」でスタメン出場。同点の7回に決勝タイムリーを放ち、チームを勝利に導いた。

　川崎は3－3の7回、二死一塁の場面でこの試合3回目の打席に入った。カウント0－1時に、代走の一塁ランナー・トールソンが二盗を決めると、カウント2－1から、ヤンキース2番手・ベタンセスのストレートに力負けせず、勝ち越しタイムリーをライト前に運んだ。送球間にニ塁へ達した川崎は、雄叫びと同時に渾身のガッツポーズを作り、喜びを爆発させた。

　その他の打席は、無死一塁で迎えた3回の1打席目が痛烈なファーストライナー。6回の2打席目はファーストゴロに倒れ、この日は3打数1安打1打点の内容で、打率を.275とした。

　ブルージェイズは5回まで3点ビハインドも、6回に2番カブレラ、続くバティスタの連続ソロで1点差。さらに7回にも5番エンカーナシオンが豪快な同点ソロを放ち、最後は川崎の決勝タイムリーで試合をひっくり返した。

　また、ヤンキースのイチローは9回から代走で登場。この試合で打席に立つことはなく、打率は.285のまま。