● ブルージェイズ 3 － 6 ヤンキース ○
＜現地時間8月29日 ロジャース・センター＞

　ヤンキースのイチロー選手が現地時間29日、敵地で川崎宗則選手が所属するブルージェイズ戦に「8番・右翼」でスタメン出場。この日は4打数1安打、1得点の成績。チームは7回に一挙5点を奪い、見事な逆転勝ちを収めた。

　ブルージェイズの先発は左腕のバーリーだったが、イチローは3試合ぶりにスタメンに名を連ねた。3回の1打席目はショートゴロ、5回の2打席目はセカンドゴロに倒れたが、2－1と逆転した直後の7回の3打席目は、無死三塁からファーストへの内野安打を放ち、その後、1番エルズベリーの2ランで4点目のホームを踏んだ。

　二死一、二塁で迎えた8回の4打席目は、カウント3－1からのストレートを打ち損じサードフライ。この日は4打数1安打で、打率を.288とした。

　ヤンキースは1点ビハインドの7回、ブルージェイズ守備陣の乱れに乗じ、大量5得点。投げても先発のカプアーノが7回途中3失点（自責2）と好投し、移籍後初勝利を手にした。

　また、8回に代打で登場した川崎は、ヤンキース3番手・アウトマンのストレートを綺麗にセンター前に弾き返し1打数1安打。打率を.278とし、9回からセカンドの守備に就いた。