● ロッキーズ 7 － 10 マーリンズ ○
＜現地時間8月7日　クアーズ・フィールド＞

　マーリンズのイチローが現地時間7日（日本時間8日）、敵地でのロッキーズ戦に「6番・中堅」で先発出場し、第4打席でライトフェンス直撃の三塁打を放ち、メジャー通算3000安打を達成した。

　その瞬間は7回表、二死一塁で迎えた第4打席で訪れた。第1打席が空振り三振、第2打席が投ゴロ、第3打席が遊ゴロに倒れて迎えた第4打席、イチローは2番手の左腕・ルーシンの3球目を捉え、打球はライトフェンスに直撃。イチローは打球が転々とする間に、俊足を飛ばして、一気に三塁を陥れた。スタンドのファンは立ち上がって大歓声で祝福し、チームメイトもベンチから飛び出し喜んだ。

　9回無死走者なしの第5打席は、四球を選び、この日は4打数1安打1四球で、打率を.317とした。

　なお、マーリンズは5回までに8点を挙げるも、先発したコンリーがピリッとせず、5回6失点。マーリンズは終盤に7回と8回に1点ずつ奪い、10－7で逃げ切った。