4校がベスト8入り
夏の甲子園は16日に大会10日目を迎え、この日から3回戦の戦いがスタート。明徳義塾(高知)、秀岳館(熊本)、鳴門(徳島)、常総学院(茨城)の4チームが準々決勝進出を決めた。
ベスト8一番乗りは明徳義塾。初出場の嘉手納を18安打13得点で圧倒し、3年ぶりとなる準々決勝進出。第2試合は秀岳館が快勝。春の4強に続き、夏も8強へ。
第3試合では、鳴門が盛岡大付との壮絶な打撃戦を制して3年ぶりのベスト8。最終回に4点を返され、なおも一死満塁とサヨナラのピンチまで招いたが、併殺で逃げ切り。
そして第4試合の注目カードは、常総学院が勝利。エース・寺島成輝が登板する前の序盤を捕らえ、そのまま逃げ切った。
▼ 10日目・第1試合
● 嘉手納(沖縄) 5 - 13 明徳義塾(高知) ○
明|001 315 030|13
嘉|000 000 140|5
7年連続出場の明徳義塾が13得点を挙げて打ち勝つ。ベスト8入りは3年ぶり。初出場の嘉手納は8回に見せ場を作るも及ばず...。
▼ 10日目・第2試合
○ 秀岳館(熊本) 6 - 1 いなべ総合(三重) ●
秀|011 000 013|6
い|000 100 000|1
センバツ4強の秀岳館が初の夏8強。終盤突き放していなべ総合を下す。
▼ 10日目・第3試合
● 盛岡大付(岩手) 9 - 11 鳴門(徳島) ○
鳴|000 500 150|11
盛|100 040 004|9
“わんこそば打線”と“うずしお打線”による打ち合いは鳴門が制す。盛岡大付は9回に猛反撃も届かず...。
▼ 10日目・第4試合
○ 常総学院(茨城) 7 - 4 履正社(大阪)
常|230 020 000|7
履|010 011 001|4
常総学院が“西の横綱”履正社を下して3年ぶりの8強。履正社は反撃も及ばず3回戦で散る。