ニュース 2016.08.16. 11:15

18安打13得点で大勝!明徳義塾が3年ぶりのベスト8

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【夏の甲子園】大会10日目・第1試合の結果
第98回 高校野球選手権大会
嘉手納 5 - 13 明徳義塾
<3回戦 8月16日>

 「第98回 全国高校野球選手権大会」は、大会10日目。今日から3回戦に突入し、ベスト8をかけた戦いがはじまる。

 第1試合では、7年連続出場の常連・明徳義塾(高知)が初出場の嘉手納(沖縄)を圧倒。13-5で勝利し、3年ぶりの準々決勝進出を決めた。

 立ち上がりは毎回のように走者を背負うも、なんとかホームは踏ませない展開。明徳義塾の持ち味である堅い守備が光る。

 3回に相手の失策で先制した直後には、二死一、二塁から先発の中野恭聖(3年)が暴投。捕手の古賀優大(3年)は三塁すぐに拾って三塁へ送球するも、これも高く逸れてボールはレフトへ。走者が一気にホームを狙ったが、レフトの西村舜(3年)が素早いカバーリングから完璧な送球でタッチアウト。同点のピンチを救った。

 すると打線は4回に一死一、三塁から今井涼介(2年)のタイムリーで追加点。なおも二死二、三塁から1番の立花虎太郎(3年)が2点タイムリーを放ち、4-0とリードを拡大する。

 押せ押せの打線は5回にも1点を加えると、6回には満塁から西村のタイムリーに続いて西浦颯大(2年)に満塁弾が飛び出し、一挙5点。猛打で相手を飲み込んだ。

 8回にもスクイズなどで3点を挙げてダメ押し。守備では8回に相手の6連打などで反撃されるも、大量点に守られた明徳義塾が13-5で逃げ切り、3年ぶりのベスト8入りを果たした。


▼ 明徳義塾・馬淵史郎監督
「(8回の猛反撃に関して)甲子園で勝ちきるのは大変だなと思いましたね。(打撃以上に守備も光った)守り合いで負けてはダメだと言っている。同点を防いだプレーは普段からやかましく言っていることが甲子園でもしっかりできた。13得点はできすぎ。次が怖いです」

▼ 明徳義塾・西浦颯大
「(満塁弾は)打った瞬間入ったと思いました。」
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