ニュース 2016.08.18. 10:41

一発とらしくないミスに泣く…常総学院、13年ぶりの4強ならず

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【夏の甲子園】大会12日目・第1試合の結果
第98回 高校野球選手権大会
常総学院 1 - 4 秀岳館
<準々決勝 8月18日>

 「第98回 全国高校野球選手権大会」は、大会12日目。いよいよ準々決勝の戦いがはじまった。

 第1試合は、優勝候補・履正社(大阪)を破ってベスト8入りを決めた常総学院(茨城)が登場。全国制覇を成し遂げた2003年以来となるベスト4進出を目指したが、秀学館(熊本)を前に屈した。

 常総は序盤、一発攻勢に苦しめられる。エース左腕の鈴木昭汰(3年)が2回に天本昂佑(3年)に被弾すると、3回にもソロを浴びて2失点。主導権を握られてしまう。

 相手先発・川端健斗(2年)に苦しめられた打線は5回、チャンスを作るとエースの鈴木昭が自らタイムリーを放って2-1。1点差に詰めより、後半勝負へと持ち込んだ。


 常総学院は鈴木昭を早めに下げ、4回から長身サイド右腕の倉田希(3年)にスイッチ。好投を続けていたが、6回に二死から二塁打でピンチを招くと、ショートの主将・中村迅(3年)がまさかの連続エラー。自らの暴投で1点を献上し、この回1安打ながら2つの失策が絡んで2点を失ってしまった。

 反撃したい打線も9回にようやく満塁のチャンスを作ったが、中村が捕邪飛に倒れて追い込まれると、代打・吉成智哉(3年)も見逃し三振に倒れて万事休す。一発とミスに泣いた常総学院はベスト8で敗退となった。

▼ 常総学院・佐々木力監督
「相手投手に疲れが感じられなかった。良いボールが来ていた。なんとかしたかったが、6回のエラーの連鎖反応で失った2点が重かった」
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