5回5失点で降板...
ア・リーグ地区シリーズの第2戦。レンジャーズのダルビッシュ有は現地時間7日(日本時間8日)、本拠地で行われているブルージェイズ戦に先発登板。チームの連敗阻止を託されるも、勢いに乗る相手打線を止めることが出来ず。5回5失点で降板となった。
初戦を落としたレンジャーズは、負ければ追い込まれるゲーム2の先発にダルビッシュを立てる。チームの命運がかかった試合の立ち上がり、強力打線をわずか8球で斬る上々の立ち上がりを見せるも、2回につかまる。
一死一塁から低めの速球をトロウィツキーに弾き返されると、打球は弾丸ライナーでレフトスタンドへ。この日許した最初の安打が2ランとなって2点を失ってしまう。
さらに1-2で迎えた5回には、先頭のピラーに高めのボールをレフトスタンドまで叩き込まれて突き放されると、一死を挟んでカレラにも右中間への一発を被弾。二死となって迎えたエンカーナシオンにもソロを浴び、1イニング3被弾で1-5と突き放された。
結局、ダルビッシュは5回を投げきったところで降板。打たれた安打は5本ながら、そのうち4本が本塁打で5失点。チームの窮地を救うような投球ができなかった。
反撃したい打線も、20勝左腕のJ.A.ハップを前に苦戦。安打の数はレンジャーズの方が多いにも関わらずホームが遠く、5回終了時で1-5と4点を追いかける展開となっている。