ニュース 2016.10.09. 10:00

打撃力が影響!? ユーティリティープレーヤーが戦力外

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オリックスを戦力外となった原拓也

西武・オリで活躍した原拓が戦力外


 7日をもって「戦力外通告」の第1次期間が終了。12球団で総勢85名が来季の契約を結ばない旨が告げられた。

 新垣渚(ヤクルト)、田中浩康(ヤクルト)、大松尚逸(ロッテ)など一時はチームの主力として戦力外となっただけでなく、ルーキーの角屋龍太(オリックス)、3年目の児山祐斗(ヤクルト)といった若手もチームに別れを告げることとなった。

 また第1次期間の特徴として、ユーティリティーに活躍した選手たちが戦力外となったケースが多い。オリックスを戦力外となった原拓也がその一人だ。原は06年大学・社会人ドラフト4位で西武に入団。10年に二塁、三塁の守備固めを中心に103試合に出場。

 11年は前半戦、守備固めで出場が多かったが、当時二塁のレギュラーだった片岡治大(現巨人)が故障離脱し、二塁のレギュラーに固定。104試合に出場し、チームトップの51犠打をマークした。12年オフにオリックスへトレード移籍してからも14年には、三塁で64試合、二塁で51試合、遊撃で6試合、一塁で3試合に出場するなどマルチな活躍を見せた。しかし、今季は若手の台頭もあり、出場機会を大きく減らしていた。

落合監督も絶賛した守備職人も戦力外


 楽天を戦力外となった岩崎達郎も複数の守備をこなすユーティリティープレーヤーだ。06年大学・社会人ドラフト5位で中日に入団した岩崎は、当時の落合博満監督から高い守備力を評価され荒木雅博、井端弘和のバックアップとして一軍に定着した。2010年には二塁、遊撃の守備固めを中心に78試合に出場。9月1日の広島戦では、プロ初本塁打をサヨナラ本塁打という離れ業も見せ、4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。

 13年開幕前に楽天にトレード移籍してからも、1年目の同年に遊撃、二塁、三塁と様々なポジションをこなし74試合に出場。この年は打ってもシーズン自己最高となる12打点をマークした。だが14年以降は14年が56試合、15年が44試合と出場機会を減らし、今年は一軍出場がなかった。

 その他、登録されている外野だけでなく、“第3の捕手”としても活躍した中東直己(広島)、内外野をこなした坂克彦(阪神)などもこの秋に戦力外通告を受けている。彼らに共通しているのは複数ポジションをこなせるが、打撃力が高くなかったこと。近年、出場機会を増やすために複数のポジションをこなす若手が増えたことで、長年ユーティリティープレーヤーとして重宝されてきた選手たちの出場が失われていった。そのことが、厳しい秋の1つになったといえるだろう。

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